PageTopButton

またコンクリート外壁が落下、築49年の団地から約1.7キロ~福岡

福岡県北九州市で一歩間違えば命に関わる外壁落下が再び起きました。八幡西区の市営住宅で重さ約1・7キログラムのコンクリートの外壁が落下しました。


◆1974年築の団地、4階窓枠の一部か
北九州市によると、15日午前、重さ約1・7キロ、44センチ×8センチ×2.5センチのコンクリート片が落ちているのを住人が発見。団地を管理する北九州市住宅供給公社へ連絡しました。3号棟の4階の窓枠の一部とみられています。けがをした人はいませんでした。3号棟は49年前の1974年に建築されました。


◆別の団地でも「落下」事故
北九州市によりますと、建物の骨組みである鉄筋が雨水でさびて膨張し、周りのコンクリートが剥がれ落ちたことが要因の1つと考えられるということです。同じ日には、1981年に建てられた小倉北区の市営住宅でも約50グラムの外壁が落ちているのが見つかりました。北九州市は今月17日までに2つの団地のすべての棟について、ひび割れなどがないか目視で点検することにしています。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう