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築63年の古民家を“鑑定” 床の傾斜や劣化具合を検査→改修ポイントをチェック

築50年以上が経過した木造住宅の状態や価値を評価し、今後の活用についてアドバイスする専門家を「古民家鑑定士」といいます。福岡県八女市で24日、鑑定士の実技講習が行われました。


◆600の調査項目を確認
古民家鑑定士の実技講習は築63年の木造住宅で実施されました。参加者は約600の調査項目を目視でチェックしたほか、機材を使って床下の状況を調べました。古民家鑑定士は古くなった家の状態を確認し、リフォームや売買など今後の活用法についてアドバイスしますが現場での経験がとても重要だということです。


◆経験を積んで“現場で鑑定”
福岡県古民家再生協会・井上静夫代表理事「実際の現場で鑑定できる人はなかなか経験を積まないとできない。それで定期的に資格者向けに実技講習という形で鑑定のやり方をマスターしてもらっている」

最近は空き家が増えていることから協会は今後、鑑定士の需要が高まるとみています。

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