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福岡県が生成AIの使い方を模索「情報漏洩」「著作権侵害」のリスク対応測定のPT設置

福岡県は「ChatGPT」などの生成AIの活用を検討するため、プロジェクトチームによる会合を開きました。


◆業務活用を検討“1回目の会合”
福岡県デジタル戦略室・井手裕二室長「生成AIは業務効率化・生産性の向上につながる可能性がある一方、入力した内容を学習することで、情報漏洩につながる恐れがある」

福岡県は「ChatGPT」をはじめとする生成AIを業務に活用できないか検討するため今月26日にプロジェクトチームを立ち上げました。29日は1回目の会合が開かれ、各部の課長クラスの職員がリモートで参加しました。


◆リスクを検討しながらガイドライン
生成AIはインターネット上のデータを学習し、人工知能によって文章や画像を自動で生成し、提示します。有効に活用すれば業務の効率化や生産性の向上などにつながる可能性がある一方で、情報漏洩や著作権の侵害といったリスクも指摘されています。プロジェクトチームは次回の会合から情報科学と法律の専門家を入れ、リスクを検討しながら活用するためのガイドラインを作成する方針です。

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