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列車が車と衝突して“脱線”クレーンで吊り上げ復旧させる訓練をJR九州が実施

列車事故の際に迅速な対応につなげようとJR九州などが6日、走行中の列車が車と衝突して脱線したことを想定した訓練を福岡県北九州市で行いました。

踏切で列車が脱線した想定

 

北九州市小倉北区にあるJR九州の車両センターで6日午前に行われた総合脱線復旧訓練には、JR九州や警察など約260人が参加しました。訓練は、走行中の列車が踏切で乗用車と衝突し、脱線したという想定で行われました。

衝突事故は今年度4件、起きている

 

列車の運転士が衝突した車の消火活動を実施し、駆けつけた消防が車のドアを壊して負傷者を救助しました。また、JR九州の職員が乗客を避難させた後、線路内に残った列車をクレーンでつり上げ、復旧させました。

 


JR九州・福永嘉之鉄道事業本部長「本番では慌てることもあるので、そこを想定しながらやっていければ」

 

 

JR九州によりますと今年度、踏切内で発生した事故は7件でこのうち、列車と車が衝突する事故は4件起きています。

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