PageTopButton

ノーベル賞受賞の天野浩教授「窒化物半導体には未知の性能」スマホ充電器で使われる“窒化ガリウム”の将来性を語る

家電製品や電子機器に欠かせない半導体に関する国際会議「窒化物半導体国際会議」が福岡市で開催されています。初日の13日は、青色LEDでノーベル物理学賞を受賞した天野浩(あまのひろし)教授が講演を行いました。

高い電圧でも壊れにくい性質

窒化ガリウムに代表される窒化物半導体は従来のシリコン半導体に比べて高い電圧をかけても壊れにくく電気抵抗を下げる特徴があり、LEDや通信機器などに使用されています。世界で初めて青色LEDの実用化に成功し、2014年にノーベル物理学賞を受賞した天野浩教授は「窒化物半導体はまだまだわからない性能を発揮する可能性がある」と話します。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

この記事を書いたひと

三浦良介

1999年入社、テレビ営業部、大阪支社勤務を経て2011年から情報番組のディレクターを務める。2016年から報道記者として政治・経済を中心に取材奮闘中。