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東京とパリ…2人の写真家によって編み出された物語、慎ましくも懸命に生きる人々への“愛情と好奇心”

2人の写真家によって編み出された物語

 

本橋成一さん「何回もいくときもあるし、きょういいやってときもありますよね。なんかイマジネーションっていうか、これもう一回見とかなきゃだめだなっていうのもありますし」
来場者「ドアノーさんと本橋さんの着目が似通っていて、ずっと並んでいると、パリなのか日本なのか、あれって感じがしてすごい面白いです」

「生まれては消えていくいのちの中に同じいのち、同じ人は絶対にいない」
本橋成一
「ただ、見ることそれ自体が幸せそのものに感じられる日もある。その喜びがあふれんばかりになって誰かと分かち合いたくなるんだ」
ロベール・ドアノ

本橋成一さん「やっぱり、想像力だろうと思うんですけどね。僕が撮った写真を見ているお客さんがね、ちょっと後戻り、一歩でもいいや、3歩でもいいや、もういっぺん後戻りして見てみたいと思ってるような作品をできるだけたくさん撮れたらいいなと思うんです」

2人の写真家によって編み出された物語は、ユーモアと優しさをもって、生きることの豊かさを教えてくれます。

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この記事を書いたひと

大村由紀子

RKB毎日放送 ディレクター 1989年入社 司法、戦争等をテーマにしたドキュメンタリーを制作。2021年「永遠の平和を あるBC級戦犯の遺書」(テレビ・ラジオ)で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞審査委員特別賞、放送文化基金賞優秀賞、独・ワールドメディアフェスティバル銀賞など受賞。