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食生活と生活習慣病の因果関係は? 大学病院がディスカウントストアのデータ活用し研究へ

九州大学病院などは、医療データとディスカウントストアの購買データを活用して生活習慣病の因果関係などを調べる研究を始めると発表しました。

「予防医学や新商品の開発に役立てたい」

九州大学・中島教授


 

トライアル・永田CDO

 

九州大学で開かれた会見には、ディスカウントストアを展開するトライアルホールディングスと九州大学病院、食品メーカーの関係者が出席しました。この事業は、ディスカウントストアの購買データと病院のカルテ情報を活用して食生活と生活習慣病の因果関係などを研究し、予防医学や新商品の開発に役立てようというものです。

データは匿名で提供される


データは個人情報保護法と次世代医療基盤法に基づいて集められ事業者には匿名で提供されます。九大病院は今年4月から同意を得られた患者の情報収集を始め年間10万人ほどのデータの蓄積を見込んでいます。

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