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薬院に誕生!クボカリーが手がける土鍋ビニヤニ専門店

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ここ数年、巷で話題のビリヤニ。2026年4月、スパイスカレーの人気店「クボカリー」による「ビリヤニ堂」がオープンし、注目を集めています。

店舗より提供

建物の老朽化により、昨年末惜しまれつつ閉店した「クボカリー 大楠店」。店主の久保さんが移転先に選んだのは薬院でした。店を訪れるとどことなく和を感じる店構えが印象的です。

そして新店舗は、カレーではなくビリヤニ専門店として展開。「もともと『クボカリー』ではチキンビリヤニを出してきましたが、冷めはじめると、どうしてもパサついてしまうのが気になっていました」と久保さん。夜営業でココナッツカレーのおつまみを土鍋で出して好評だったことから、ビリヤニを土鍋で炊くことを思いついたのだそう。「土鍋で炊くとしっとりとした食感に仕上がり、最後まで熱々の状態で楽しんでもらえるんです」と久保さんは笑顔を見せます。こちらでは、一人分ずつ土鍋で炊き上げてくれるのが大きな魅力です。

久保さんは、日本のスパイスカレーに大きな影響を与えた南インドのシェフ、故・スワミさんに師事。師匠のカレーを受け継ぎながらも、尖った味わいではなく初めて食べる人にも寄り添うバランスのとれた美味しさを追求し、多くの人に支持されています。ビリヤニにもその姿勢が随所に。日本人に馴染みの深い和出汁で炊くビリヤニがあったり、ホールスパイスは炊いた後、食べやすいようにすべて外して香りだけ残すなど、細かな工夫が親しみやすさと味の奥行きを加えています。

「ビリヤニ堂」では、チキンに加えて、新たにマトンと海鮮のビリヤニを用意。今回はその2種をいただいてきました。

まずおすすめしたいのが、本場感のある「骨付きマトンビリヤニ」(1,600円/+パクチー100円+ライタ100円)です。土鍋の蓋をあけた瞬間に立ち上る湯気と、爽やかなスパイスの香りに包まれて幸せな気分に!バスマティライスは、マトンをじっくり煮込んで旨みを凝縮したスープで炊き上げてあり、あっさりと塩だけで味つけているのでマトンの力強い風味を存分に満喫できます。

バスマティライスの中には、マトン肉がたっぷり隠れています。くさみがまったくないマトンは、土鍋で炊くことでしっとりやわらかな食感に。マトンの風味、味わいの魅力に一口ごとに引き込まれ、リピーターになる人が続出しているというのも納得のおいしさでした。

どのビリヤニにも、ココナツカレーとレッドキャベツのコールスローがセットで付くので、味変しながら楽しめます。ビリヤニによく添えられるヨーグルトのソース・ライタ、パクチーなどは、食べなれない人のためにあえてセットではなく、オプションとして追加注文できるのも嬉しい計らいです。ビリヤニにカレーや副菜、レモンを加えて大胆に混ぜながら食べると、さまざまな風味が折り重なって至福の味わいに!

「海鮮ビリヤニ」(1,800円)は、仕上げに海鮮の旨みが詰まったココナッツカレーを鍋底にしのばせて蒸しあげる一品。ソフトシュリンプ、アサリ、イカもたっぷり盛り付けられていて食べ応え満点です。食べ進めるごとにバスマティライスに溶け込んだ海鮮の旨みが深くなり、思わずスプーンが止まらなくなります。

すでに昼時には行列ができることも多い「ビリヤニ堂」。マトンと海鮮は数に限りがあり、売り切れることもあるので、早めの来店がおすすめです。


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