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玄海原発4号機 原子炉内の出力が不均一で警報 九州電力「保安規定上回った詳しい原因については調査中」

九州電力は佐賀県玄海町の玄海原発4号機で26日、原子炉内の出力が均一でない時に発せられる警報が作動したと発表しました。周辺への放射能の影響はないとしています。

九州電力「周辺への放射能の影響はない」

 

九州電力によりますと、26日午後8時半ごろ、玄海原発4号機で原子炉内の出力が均一でないことを示す警報が作動し、約8分後に通常の状態に復帰しました。

玄海原発4号機は27日から行う定期検査に向けて26日午後6時半ごろから出力を少しずつ下げていました。

国内の電力会社では関西電力の大飯原発で2013年と2020年に同様の現象が起きていますが、九州電力の原発では初めてです。

九州電力によりますと、周辺への放射能の影響はなく、佐賀県や玄海町、福岡県などの周辺自治体や原子力規制庁に報告したということです。

九州電力は「保安規定を上回った詳しい原因については調査中」と説明しています。
 

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