登下校中の交通事故 行動が急激に活発になる「魔の7歳」が特に注意すべきこと
学校が始まると増えるのが登下校の際の交通事故です。最も多いのは、小学校1年生、2年生で「魔の7歳」とも呼ばれ特に注意が必要です。
登下校中の事故 小学1年生が最多
福岡県警によりますと、去年、福岡県内で起きた歩行者の人身事故のうち高校生以下の死傷者数では、小学2年生が62人と最も多く、次いで、1年生が54人でした。登下校中の事故に限ると、小学1年生が22人と最多です。このように「7歳」前後の交通事故は多く、「魔の7歳」と呼ばれています。なぜ、「7歳」は危険なのでしょうか?
福岡教育大学 田中敏明名誉教授
「この年齢段階の子どもっていうのは同時に2つ以上のものに注意を向けることが非常に苦手。例えば、もし仮に信号に注目していたらまず車には注意がいかないそういう特徴があります。」
認知能力は、幼稚園児とさほど変わらないのに行動は急激に活発になる時期。これが「魔の7歳」になってしまう一因です。
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