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春・朗読会へようこそ|アナウンサーコラム

本を読むと、知らない世界を旅しているような気になります。主人公の悩みが身近に感じられ勇気をもらうことも。そんな作品を朗読する。自身が感じたことを他者に伝えることは大きな喜びです。では作品を「書く」ということについてはどうでしょう。身を削る作業であり、経験、知識を総動員して時に自身をさらけ出すこともあるでしょう。たとえ読書好きでも「小説家」という職業は、はるかかなたに存在するように感じます。

3月8日午後2~4時、西南学院大学(福岡市早良区)のチャペルで「お話アカデミー朗読会」を開催します。今回の朗読会には「その世界を知る人」が登場します。それは小説「ゲーテはすべてを言った」で第172回芥川賞に輝いた鈴木結生さんで、現在、西南学院大学大学院に在学中。今でも1日1冊は本を読むほどの本好きだそう。その鈴木さんが生まれて初めて書いた幼少期の「童話」を朗読することになりました。そこに作家としての原点が見えてくるかもしれません。

またRKBアナウンサーと、コンクールで選ばれた小学生「お話アカデミーキッズ」3人が舞台に立ち、皆様に春の芽吹きを感じさせる作品を朗読します。入場は無料(事前申込制)。「読む・聴く・書く」を楽しむ世界へ。朗読会でその扉をぜひ一緒に開きませんか。


3月1日(土)毎日新聞掲載

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下田 文代

RKBアナウンサー

出身地:福岡県春日市 誕生日:1月6日 趣味・特技 ガーデニング(ハーブや花の寄せ植え)、観葉植物の栽培、料理、アロマセラピー、イタリア語の勉強(伊語検定3級合格が夢!)、ウィンドーショッピング

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