今回は、「八女茶の秘密に迫る!」と題した現地記者会見に行って来ました!
福岡のお茶所と言えば『八女茶』!!
全国の生産量は2.1%で3%に満たない量です。
しかし、お茶の質は最高レベルで、特に「八女玉露」は農林水産大臣賞を何度も受賞しています。
八女の恵まれた自然と、農家の皆さんの努力の賜物ですよね‼︎
そんな八女茶、なぜ美味しいのか?八女市に行ってみると早速、八女茶のキャラクター「やめ茶丸」の実写版の方がお出迎え(笑)
どのように私達(消費者)の元へ八女茶が届いているのか教えてもらいました。
生産者→JA→入札→消費者という順番だそうなんですが、この『入札』風景が感動でした!
茶商という、お茶を焙煎したりブレンドして販売される方々が、ピーク時だと400点ものお茶っ葉を見て、触って、香って、味わい、美味しいお茶になるように入札して行くんだそうです。
実際に体験させてもらいましたが、色や香り味いろんな角度からブレンドすると思うと、茶商の皆さんの技術やセンスに脱帽です!
茶商の木屋康彦さんは「プロの料理人の方々と一緒で手触りも大切なんですよ。毎年毎年が勉強です」とおっしゃっていました。
さて、お茶は飲むだけではなく食べる事も出来るということで、この日はJAふくおか八女の女性部の皆さんがお茶を使った豪華なお昼を用意してくださいました!!
鶏ハムの中にお茶のペーストをロールしているものや、サラダにもお茶のドレッシング、ご飯にかかっているふりかけもお茶!そして極め付けは…
お茶の葉の天ぷら!!
お茶農家さんにとってはポピュラーな料理だそうですが、お茶農家さんでないと食べられないお料理でもありますね。
もちろん、飲み物は八女玉露の水出し茶!
なんとも言えない香りと苦みと甘味と旨み!!
後味は爽やかで、最高です!
ラストはお茶農家さんの元へ!
お邪魔したのは「美緑園(みりょくえん)」の江島一信さんの畑です。
約PayPayドーム1つ分の敷地には目が洗われるような緑の茶畑が広がっていました!!
一口に八女茶と言っても、さまざまあります。
煎茶、玉露、甜茶(抹茶の原料)…
今、空前の抹茶ブーム‼︎全世界で抹茶が飲まれたり、食べられたりしているんです。
その為、甜茶の需要も増えていて江島さんの畑では生産量も6:4の割合で甜茶を生産しているとのことでした。
とは言え、やっぱり八女茶と言えば「八女玉露」「八女伝統本玉露」
この最高品質の玉露を無くす訳ないはいかないというのも大切だと言うことも学びました。
もっと八女の美味しいお茶を日本中、世界中に知ってほしいなと感じる現地取材でした!!
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