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「関門海峡花火大会」3年ぶり開催へ 戸畑祇園大山笠「競演会」は一転中止 福岡

1万5000発の花火が夜空を彩る関門海峡花火大会が、今年は3年ぶりに開催される見通しとなりました。一方、「戸畑祇園大山笠」は一転して、競演会が中止されることがわかりました。

関門海峡花火大会は、北九州市の門司側と山口県の下関側から、合わせて1万5000発の花火が打ち上げられる関門海峡の夏の風物詩です。新型コロナの影響で、2年連続で中止されていましたが、門司側の実行委員会は3年ぶりに開催すると発表しました。下関側も、実施する方向で調整中です。
実行委員会によりますと、開催日は8月13日の予定で、感染対策の観点や花火の原料の高騰を受け、今年は全ての観覧エリアを有料とし、入場者数を例年の半分以下に制限するということです。

一方、「戸畑祇園大山笠」の競演会が、一転して中止となることがわかりました。戸畑祇園大山笠は、ユネスコの無形文化遺産に登録されている北九州市を代表する夏まつりで、メイン行事の「競演会」では、「光のピラミッド」と呼ばれる高さ10メートルの提灯山笠が、「ヨイトサ」の掛け声とともに街をまわります。
今年は3年ぶりに開催予定でしたが、参加者が集団感染を懸念して担ぎ手不足となっていることなどから、方針を一転し中止することを決めました。今月18日に開かれる総会で、正式に決定します。

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