新型コロナの感染が再拡大しています。福岡市のクリニックの医師は「第7波の状況になりそうだ」と語りました。現状と今後の感染対策について、専門の医師に聞きました。
「発熱外来」クリニックでは
福岡市西区のクリニックです。発熱の症状がある人は、車の中で待機したまま新型コロナの検査を受けることができます。
6月に入り検査を希望する人がいない日もありましたが、このところ再び増え始めているといいます。
RKB小松久理子「診療開始から1時間ほど経過していますが、常に満車の状態が続いています」
*診療の様子「新型コロナになっています。ご年齢が高いのと、いろんなご病気があるから、できたらコロナの特効薬を飲んでほしいんですよ」
6月に入り検査を希望する人がいない日もありましたが、このところ再び増え始めているといいます。
「第7波の状況になりそう」
17人中13人が陽性
やまもとホームクリニック 山本希治院長「ここ数日、特にきょうはかなりの問い合わせの数で、残念ながらコロナ陽性と出る方がかなり多数ですね。家族内、お子さんからというのが結構多い気がしますね。ピーク時の2月3月にだんだん近づいていくと思うので、状況的には第7波の状況になりそうですね」
17人中13人が陽性
感染再拡大に街の人は・・・
街の人「多いですね、ちょっと怖いですね。帰ったらちゃんと消毒しますし、石けんで手も3回洗うように心がけています」「できることをしても、なる時はなってしまうので、できることをするのみかな」
専門の医師は
感染拡大の要因は
注意すべきことは
再拡大の要因について、長崎医師は「感染力が強いとされるBA.5への置き換わり」「ワクチンの免疫効果の低下」「猛暑でエアコンを使用するため換気の回数が減っていること」の3つを指摘しています。
九州医療センター 長崎洋司医長「ここ最近、とても小児が多いですね。軽症の方が多いのではなかろうかと、重症者は少ないという風にはなっております。ただ、今後どうなるかは見ていく必要がある」
注意すべきことは
もうすぐ3連休、そして夏休みに入ります。改めて注意することを聞きました。
九州医療センター長崎洋司医長「三密を避けるとか、あるいはマスクを着用するときはしっかり着用する、そして手洗いをする。一番大事なことは体調が悪いときは外に出ず、家でゆっくり過ごすということが感染対策につながると思います」
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