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乗務員が確保できずにJR九州の特急120本が運休へ「博多~大分」「博多~長崎」

ニュース
新型コロナの感染が社内で広がり、乗務員の確保が難しくなったとしてJR九州は27日から一部の特急列車を運休しています。人繰りを理由に運休したのは今回が初めてだということです。


◆10日間で120本が運休へ
RKB吉松真希「夏休みということもあり、駅には家族連れの姿が多く見受けられます。一方でJR九州は新型コロナの影響できょうから一部特急を運休しています」

27日から運休しているのは博多と大分を結ぶ「ソニック」が1日あたり10本、博多と長崎を結ぶ「かもめ」が1日あたり2本です。

期間は来月5日までの10日間で計120本が対象です。人繰りを理由に運休したのは今回が初めてで、指定席の予約は別の列車へ振り替えるほか旅行を取りやめた場合は払い戻しにも応じています。


◆38人が業務できず 期間延長の可能性も
利用客「門司港に観光に行くところで、明日の(切符)がちょうど運休なので取り替えに」

JR九州によりますと、25日時点で運転士と車掌あわせて38人が新型コロナの影響で業務ができない状態となっています。

今後の感染状況によっては、運休の期間を延長する可能性もあるためホームページなどで最新の情報を確認してほしいと話しています。


◆西鉄は「運休の予定なし」
一方、西鉄は27日の会見で新型コロナの影響でバスや列車を運休する予定は現時点ではないことを明らかにしました。

林田社長はシフト制を敷いている部署で「大勢での会食を控えるなどの対応をとっている」とした上で「公共交通を守っていくため努力していきたい」と述べました。

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