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【北九州市長選】国交省官僚に自民系・旧民主系が出馬を要請 公明も支援の見通し

2023年2月の任期満了に伴い実施される北九州市長選挙。市議会の2つの会派が10日、北九州市出身の国土交通省の官僚に出馬を要請しました。


◆自民系と旧民主系が出馬を要請
北九州市議会の自民党系と旧民主党系会派の代表5人は東京を訪れ、国土交通省の官僚・津森洋介氏に北九州市長選挙に出馬するよう要請しました。

北九州市議会 鷹木研一郎議長「北九州市が輝き続けるために行動できるリーダーを、津森洋介氏にお願いしたいと決断しました」
津森洋介氏「ぜひ前向きに、皆様と一緒に北九州の未来を作れるように頑張りたい」

◆国交省官僚の津森洋介氏とは
津森氏は北九州市出身で、東京大学卒業後に国交省に入り、現在は内閣府に出向し、民間資金等活用事業推進室の参事官を務めています。

RKB児玉克浩「出馬要請を受け津森氏は『正式な態度表明は後日』としながらも、市長選に向けて強い意欲を示しました」

津森洋介氏「きょう話をいただいて、ますます地元のために地元のために頑張りたいという気持ちがあります。前向きに検討したい」

関係者によりますと、公明党の市議団も津森氏を支援する見通しだということです。現職で4期目の北橋市長は、市議会の与党3会派(自民党系・旧民主党系・公明党)が一致して支援する後継候補がいれば、出馬を見送る考えを示しています。

◆立候補表明した武内和久氏は集会
一方、すでに立候補を表明している元厚生労働省官僚の武内和久氏は10日、小倉北区で集会を開きました。

武内和久氏「北九州の未来に向かって、どんどん政策論争ができることを歓迎したいと思う」

北九州市長選をめぐっては、共産党も独自候補の擁立を検討しています。

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