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「世界初の技術」食品をマイナス50℃で急速冷凍~西日本食品産業創造展

食品を製造する最新機器を集めた展示会が16日、福岡市で始まりました。新型コロナの影響で、食品をマイナス50℃で急速冷凍する機械などに注目が集まっています。

167社が出展

1分間に最大100個のクッキーを作る「超音波カッター」に、わずか5秒でパイナップルの皮と芯を取り除く機械。マリンメッセ福岡で始まった「西日本食品産業創造展」には、全国から167社が出展しています。
西日本食品産業創造展事務局 広木竜彦さん「新型コロナで人と対面できなくなり、機械化・ロボット化が生産現場で増えた。サービスロボットがお客さんと接する環境になってきている状況」
食品製造業の担当者「値上げがきているので安い価格でお客さんに商品提供できるよう、機械にお金をかけてもいいかなと」
いなりあげを自動で作る機器に、弁当の容器の形に合わせてご飯を成型してくれる機器は、弁当製造工場の人手不足を補ってくれます。

冷凍技術に注目

ロボット導入が増えるか

会場には食品に関わるさまざまな業種の人たちが訪れ、厳しい状況を乗り切るための機器やサービスを探していました。
飲食業の人「小さい工場を作って物販にも力を入れたい。瞬間冷凍や包装・真空の技術は必要かと」
新型コロナの終息が見通せない中、「食」の現場では、自動化やロボットの導入が今後さらに増えていくことになりそうです。

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