日本一大きな仏壇がある福岡県八女市で、年末恒例の「すす払い」が行われました。
高さ6.5メートル、幅3.8メートル
27日午前、八女市の八女伝統工芸館では、職人や地域の人たちが先端にダチョウの羽を取り付けた竹を使って、大型仏壇にたまったほこりを払い落としました。仏壇は高さが6.5メートル、幅が3.8メートル、奥行きが2.5メートルあり、数千枚の金箔が使われています。
「八女福島仏壇」をPR

国の伝統的工芸品に指定されている「八女福島仏壇」の産地をPRしようと、1991年に製作されました。
八女福島仏壇仏具協同組合 鶴信行理事長「今年一年の厄を払って、来年また素晴らしい一年が来るように」 参加した小学生 緒方唯乃さん「おうちの仏壇も、すす払いをやってみたいと思いました」

すす払いの後は、職人がはがれた金箔を修復し、日本一大きな仏壇はもとの輝きを取り戻して新年を迎えます。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう