おたっしゃん湯の世代交代
テレビ
1番客は朝5時!長崎県雲仙市にある脇浜温泉浴場(通称・おたっしゃん湯)は、大人200円という良心価格はもちろん、さらっとしたお湯に県外からのファンも多く、多い時は1日150人が訪れる日もあるほど…。
昭和12年の創業当初から使い続けているロッカーは鍵がなく、客同士の信頼関係で成り立っているほか、一番下段は常連が風呂道具を置いて”キープ”。なんと湯加減は自分好みに調節できるので、時には客が水を止めるのを忘れ、ぬるくなってしまっていることも。この湯が好きなあまり、飲む常連もいる。
戦前から続いてきたおたっしゃん湯は去年、代替わりをすることになった。20代から携わってきた母親の宅島美代子さん(90)から引き継ぎ、12月から番台に座り始めたのは、食品メーカーを定年退職し”継ぐ予定はなかった”息子・久博さん(60)。福岡に自宅を建て元々3代目になる気は全くなかったが、姉2人が離島や県外にいるため仕方なく実家に帰ってきた。
早起き、常連客との関係づくり、夜には湯舟の掃除…久博さん独自の新たな視点で伝統を引き継ぐことはできるのか?
昭和12年の創業当初から使い続けているロッカーは鍵がなく、客同士の信頼関係で成り立っているほか、一番下段は常連が風呂道具を置いて”キープ”。なんと湯加減は自分好みに調節できるので、時には客が水を止めるのを忘れ、ぬるくなってしまっていることも。この湯が好きなあまり、飲む常連もいる。
戦前から続いてきたおたっしゃん湯は去年、代替わりをすることになった。20代から携わってきた母親の宅島美代子さん(90)から引き継ぎ、12月から番台に座り始めたのは、食品メーカーを定年退職し”継ぐ予定はなかった”息子・久博さん(60)。福岡に自宅を建て元々3代目になる気は全くなかったが、姉2人が離島や県外にいるため仕方なく実家に帰ってきた。
早起き、常連客との関係づくり、夜には湯舟の掃除…久博さん独自の新たな視点で伝統を引き継ぐことはできるのか?
(製作:NBC長崎放送/大保 さやか)
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