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キャラフルハイスクール 福岡県立水産高等学校 カッター部

青春の代名詞「高校」。「高校」には、その青春を彩る個性豊かな様々なキャラクター=登場人物が。強豪部のメンバー、スゴ技を持つクラスメイト、名物先生、学食のおかあさん、などなど。そのキャラクターと活動にスポットライトを当てていく企画。

井口アナがその高校を訪ね、キャラクター達の動画を携帯に収め、タダイマ!公式TikTokにアップしていき、BUZZる動画に仕立てていきます。コロナ禍で従来よりも思い出づくりが難しい今の高校生たち。この企画で“青春の1ページ”を一緒に刻めることを目指します。

福津市にある県内唯一水産系の高校として知られている福岡県立水産高等学校。
海洋科、食品流通科、アクアライフ科とそれぞれ将来を見据えた専門的な知識を学んでいます。
今回は県内でただ一つの激レアな部活「カッター部」にお邪魔しました。
「カッター」とは大きな手漕ぎボートで、もともとは救命艇として用いられていましたが、今ではその操練を通して体力・精神力を鍛え、シーマンシップを養うための水産・海洋教育における重要な基礎訓練として位置づけられています。「カッター」の競技では、全長9mのボートに12人の漕ぎ手、指示を出す人、舵取りをする人など合わせて14人が乗り、1キロのタイムを競うというもの。
12人が大きく体を使いながら同じように揃って漕ぐ姿は大迫力!

同じように12人が漕いでいるように見えますが、実はそれぞれ漕ぎ手の場所によって役割があるそうなんです。
例えば掛け声をかける艇指揮に一番近い場所にいる漕ぎ手はみんなの息が合うようにお手本となるような速度で漕がなければいけない重要なポジション。その逆の位置にいる漕ぎ手は、前と後ろがよく見渡せるということから誰よりも声をだすことでチームを鼓舞しています。一人一人に役割があり、その役割を果たすことでチームが一つになり、綺麗に漕ぐことができるのです。

つまり「カッター」は、エースがいるようなスポーツではなくチームワークや協調性が求められている競技なんです。

チームワークの他にオールを漕ぐために必要なのが“筋力”。一人一つのオールを持って漕いでいるんですが、なんとその重さは10キロ!それぞれ筋肉を鍛えてこの重さ10キロのオールを動かしているのです。井口アナも挑戦してみましたが、手も足も出ず・・・あらためて生徒たちがどれだけ鍛えているのかを体感した井口アナなのでした。
県内でたった一つの部活であるため、高校からみんな初めてからのスタート。だからこそ、先輩が後輩に熱心に指導しているのです。「3年生になった時に先輩のようになりたい。漕げるようになったのは先輩のおかげ」「漕ぎ方を見たらフォームがきれいで、やっぱり憧れるなと思う」。先輩たちの姿は、後輩たちにもしっかり伝わっています。

そんな憧れの先輩たちも今年で引退。最後の全国大会を迎える3年生には、2年続けて新型コロナの影響で全国大会が中止になり「先輩たちの分も頑張って勝ちたい」「最初で最後の全国大会。悔いが残らないように、楽しく“一槽入魂”で頑張っていきたい」と強い思いが・・・

今回は全国大会に向けて気持ちを高める水産高校カッター部の青春をキリトリます!TikTok動画をぜひご覧ください。
@rkbtadaima 福岡県内唯一の激レア部活“カッター部”#福岡県立水産高校 #津市 #に近い高校 #ッター部 #春 #rkb #タイマ #キラフルハイスクール#Ado #私は ♬ オリジナル楽曲 - タダイマ!RKB毎日放送

2022年8月11日放送

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