
国内第1位の“混雑“空港「福岡空港」の年末年始に密着! 知らなかった空港の”裏側“
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目次
3年ぶりに行動制限がない、年末年始の「福岡空港」に密着。行き交う利用客や多忙を極める空港施設の姿を追うとともに、定時運行を支えるグランドハンドリングを特別に取材! 普段は見えない空港の”裏側“をのぞいてきました。
運航を支えるグランドハンドリング(グラハン)の仕事




航空機の下は高さがなく、中腰での作業はかなり大変。乗り継ぎがある場合は特に念入りにチェックをして、貨物を一つひとつトーイングカーへと運びます。





乗客に振動を与えないように、細心の注意をはらってプッシュバックが行われます。まさしく一発勝負!

年末年始は「忘れ物カウンター」も大忙し

調査官兼会計課長の古賀邦治さんにインタビュー。ここには毎週木曜に1週間分の落とし物が届くそう。コロナ禍は減少傾向にありましたが、拾得物の受理件数は2022年の1月から11月までで約1万4,000点。拾得金は約766万8,000円にも上ります。
この週に届いたのは段ボール10箱分。リストと照合しながら落とし物をチェックします。
ちなみに、落とし物ランキングは3位・ハンカチ、2位・めがね、1位はワイヤレスイヤホンとのこと。そして、古賀さんが過去でいちばん驚いた落し物は、なんと「亀」!


ちなみに、落とし物ランキングは3位・ハンカチ、2位・めがね、1位はワイヤレスイヤホンとのこと。そして、古賀さんが過去でいちばん驚いた落し物は、なんと「亀」!
急ピッチで進む第二滑走路の整備
福岡空港の滑走路1本あたりの発着数は日本一。コロナ前のピーク時には年間約18万回。2分に1回離着陸が行われている計算になります。
飛行機が眠る午前0時過ぎ。夜を徹してある作業が行われていました。現場には300台の工事車両と300台の作業員が。深夜の空港も慌ただしく動いているのです。
現在整備中の第二滑走路は2025年に併用予定。液状化が見つかった第一滑走路も、急ピッチで整備が進められています。


現在整備中の第二滑走路は2025年に併用予定。液状化が見つかった第一滑走路も、急ピッチで整備が進められています。
福岡空港には“ミステリーサークル”がある?!




「ラーメン滑走路」人気ベスト3を発表



第3位「つじ田」


2位 玉龍


1位 博多一幸舎


福岡空港ならでは! 注目のおおみやげ品売り場




ドラマあり! 福岡空港を利用する人々の姿
近年続々とニュースポットがオープンしている福岡空港。この年末年始には約75万人が利用し、行動制限なしで旅行や帰省を楽しんでいました。
韓国人の友人と3年ぶりに会って旅行したり、2年ぶりにお父さんの顔を見たりと、たくさんの「再会」にあふれる空港。
到着口で湧き上がる歓声と拍手。その先にいたのは、東海大学付属福岡高校女子バスケ部の選手たちでした。実は彼女たち、年末に開催された全国大会で4連覇を目指す王者・桜花学園をベスト16で撃破。家族との再会に笑みがこぼれていました。
年末年始の国内線4階の展望デッキ、午前7時。帰省のついでに写真を撮りに来たという男性に遭遇。
こちらの女性は、大みそかのライブを観るために宮城から旅行でやっていたそうです。
2023年1月1日。展望デッキには初日の出を撮影する人々であふれていました。
空港のそばには、40年間初日の出を見に来ているという男性も。







空港のそばには、40年間初日の出を見に来ているという男性も。
誰もいない空港でウェディングフォトを撮影しているのは、吉原さんファミリー。300組の応募の中から選ばれたとのことでした。なんと駐機場での撮影も! 幸せそうな笑顔でいっぱいでした。
行動制限が解除され、久しぶりに多くの利用客であふれかえった年末年始の福岡空港。2025年の第二滑走路始動に向けて、まだまだ進化中です!
行動制限が解除され、久しぶりに多くの利用客であふれかえった年末年始の福岡空港。2025年の第二滑走路始動に向けて、まだまだ進化中です!