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国内第1位の“混雑“空港「福岡空港」の年末年始に密着! 知らなかった空港の”裏側“

3年ぶりに行動制限がない、年末年始の「福岡空港」に密着。行き交う利用客や多忙を極める空港施設の姿を追うとともに、定時運行を支えるグランドハンドリングを特別に取材! 普段は見えない空港の”裏側“をのぞいてきました。

運航を支えるグランドハンドリング(グラハン)の仕事

空港の影の立役者・グランドハンドリング(グラハン)の仕事を担う「JALグランドサービス九州」には326人が在籍。その仕事を特別に見せてもらいました。
空港に預けられた手荷物などの貨物には、さまざまな大きさや形状があります。ペットや2人がかりで運ぶ大きなスーツケースなど、便によって異なるのが難しいところ。しかし、グランドハンドリングのスタッフの手にかかればきれいに積み込みが完了! この後、航空機内へ運ばれます。
航空機の到着後も彼らの出番。到着から折り返し出発まで1時間弱の間に、荷下ろしから積み込みまでの仕事を完了する必要があります。

航空機の下は高さがなく、中腰での作業はかなり大変。乗り継ぎがある場合は特に念入りにチェックをして、貨物を一つひとつトーイングカーへと運びます。
スタッフのみなさんは足腰を痛めないように、仕事前には「JALグラハンオリジナル体操・JGS体操」を欠かさないとのこと。
こちらは飛行機のプッシュバック(押し出し)やトーイング(けん引)に使われるトーイングトラクター。
グラハンの中でも資格を持つ人だけが運転を許可されるこの車。運転席の目の前には航空機という迫力のビジュアル!

乗客に振動を与えないように、細心の注意をはらってプッシュバックが行われます。まさしく一発勝負!
出発を見届けるのは、業務にあたったグラハンのスタッフたち。快適な空の旅の裏側には、彼らの活躍が欠かせないのです。

年末年始は「忘れ物カウンター」も大忙し

滑走路や保安検査場だけでなく、「忘れ物カウンター」も大忙し。財布や鍵など、落し物の問い合わせがひっきりなしでした。こうした遺失物を管理しているのが、福岡空港に隣接する「福岡空港警察署」の会計課です。

調査官兼会計課長の古賀邦治さんにインタビュー。ここには毎週木曜に1週間分の落とし物が届くそう。コロナ禍は減少傾向にありましたが、拾得物の受理件数は2022年の1月から11月までで約1万4,000点。拾得金は約766万8,000円にも上ります。
この週に届いたのは段ボール10箱分。リストと照合しながら落とし物をチェックします。
ちなみに、落とし物ランキングは3位・ハンカチ、2位・めがね、1位はワイヤレスイヤホンとのこと。そして、古賀さんが過去でいちばん驚いた落し物は、なんと「亀」!

急ピッチで進む第二滑走路の整備

福岡空港の滑走路1本あたりの発着数は日本一。コロナ前のピーク時には年間約18万回。2分に1回離着陸が行われている計算になります。
飛行機が眠る午前0時過ぎ。夜を徹してある作業が行われていました。現場には300台の工事車両と300台の作業員が。深夜の空港も慌ただしく動いているのです。

現在整備中の第二滑走路は2025年に併用予定。液状化が見つかった第一滑走路も、急ピッチで整備が進められています。

福岡空港には“ミステリーサークル”がある?!

福岡空港のはじまりは、1945年5月。旧陸軍の「席田飛行場」として完成し、戦後は米軍に接収され「板付基地」に。60年代には反対運動が過熱し、福岡空港へと生まれ変わりました。90年代には国際線ターミナルが整備され、玄関口としての機能を拡張。2019年には民営化され、新たな進化を遂げています。
そんな福岡空港にも謎スポットがある?! 南側に突き出た部分に、真っ黒なサークルを発見! 特別に制限区域内に入り、正体を探りに行くことになりました。
空港専用に作られた「空港用化学消防車」。消化が困難な危険物消化に際し、最大80メートル放水することができるそうです。

「ラーメン滑走路」人気ベスト3を発表

福岡空港には51店舗(国内46、国際5)の飲食店が集まっています。なかでも人気なのが国内線ターミナル3階にある「ラーメン滑走路」。
番組では、全国200人のラーメン滑走路利用客にアンケートを実施。9店舗なかのベスト3位を発表します!

第3位「つじ田」

東京初のつけ麺店がランクイン。濃厚な魚介とんこつスープが、福岡県民の支持を得ているようでした。

第2位 玉龍

23年前から福岡空港で営業。屋台ラーメンの味を研究するパイオニアで、クリーミーなスープとのどごしの良い細麺が人気!

第1位 博多一幸舎

人気のヒミツはとんこつスープを強火で炊き続ける「熟成追い炊き製法」。クリーミーかつ濃厚なとんこつスープには、全国のファンが魅了されています。

福岡空港ならでは! 注目のおみやげ品売り場

おみやげ品がそろう「SOLAE」。なかでもめずらしいのが、「できたてを味わってほしい」との想いで登場しためんたいこの量り売り。先の年末年始では5,000本が売れたとか!
国内線ターミナル3階にあるのは、マカロンブームの火付け役「ピエール・エルメ」の「メイドインピエールエルメ」。
おすすめは、6種類のフレーバーがセットになった福岡空港(国内線)限定の「マカロン6個詰合わせ」(2,862円)。さらに、同じく福岡空港限定の「バニラのソフトクリーム アーモンドメレンゲのトッピング」(テイクアウト810円、イートイン825円)も見逃せません。

ドラマあり! 福岡空港を利用する人々の姿

近年続々とニュースポットがオープンしている福岡空港。この年末年始には約75万人が利用し、行動制限なしで旅行や帰省を楽しんでいました。
韓国人の友人と3年ぶりに会って旅行したり、2年ぶりにお父さんの顔を見たりと、たくさんの「再会」にあふれる空港。
到着口で湧き上がる歓声と拍手。その先にいたのは、東海大学付属福岡高校女子バスケ部の選手たちでした。実は彼女たち、年末に開催された全国大会で4連覇を目指す王者・桜花学園をベスト16で撃破。家族との再会に笑みがこぼれていました。
年末年始の国内線4階の展望デッキ、午前7時。帰省のついでに写真を撮りに来たという男性に遭遇。
こちらの女性は、大みそかのライブを観るために宮城から旅行でやっていたそうです。
2023年1月1日。展望デッキには初日の出を撮影する人々であふれていました。
空港のそばには、40年間初日の出を見に来ているという男性も。

誰もいない空港でウェディングフォトを撮影しているのは、吉原さんファミリー。300組の応募の中から選ばれたとのことでした。なんと駐機場での撮影も! 幸せそうな笑顔でいっぱいでした。


行動制限が解除され、久しぶりに多くの利用客であふれかえった年末年始の福岡空港。2025年の第二滑走路始動に向けて、まだまだ進化中です!

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