島を想うメロディー~沖縄音楽の母 金井喜久子物語~
2023年第2回
制作:RBC琉球放送
ディレクター:下地 麗子
クラシック音楽の中に、時に自然に、時に大胆に、聞こえてくる沖縄の旋律。
作曲したのは沖縄・宮古島出身で、沖縄音楽の母と呼ばれる金井喜久子(1906-1986年)。日本人女性として初めて交響曲を作曲し、国内外に沖縄音楽の素晴らしさを伝えたいと奔走した女性だ。
様々な功績を持つ金井だが、活動拠点が東京だったこともあり、地元沖縄でさえ広くは知られてこなかったその人物像。
時は大正から昭和初期。女性の職業選択はかなり限られ、さらに沖縄があからさまに虐げられていた時代。当時の歴史的状況をものともせず、沖縄と音楽に生きた金井の人生には何があったのか。
今も差別や偏見に苛まれる沖縄。今こそ金井の人生を掘り起こしたいと「金井喜久子プロジェクト」が立ち上がった。発起人はフリーアナウンサーの宮城さつきさん。音楽関係の識者らを集め、ライフワークである朗読で、その人物像を表現しよう計画。金井の人生を追いかけ始めた。
戦前、出身やジェンダーの壁にあらがい沖縄音楽に人生を捧げた金井。「早すぎた作曲家」とも呼ばれるその人生を掘り起こすと、今の沖縄につながるメッセージがあった。
制作:RBC琉球放送
ディレクター:下地 麗子
クラシック音楽の中に、時に自然に、時に大胆に、聞こえてくる沖縄の旋律。
作曲したのは沖縄・宮古島出身で、沖縄音楽の母と呼ばれる金井喜久子(1906-1986年)。日本人女性として初めて交響曲を作曲し、国内外に沖縄音楽の素晴らしさを伝えたいと奔走した女性だ。
様々な功績を持つ金井だが、活動拠点が東京だったこともあり、地元沖縄でさえ広くは知られてこなかったその人物像。
時は大正から昭和初期。女性の職業選択はかなり限られ、さらに沖縄があからさまに虐げられていた時代。当時の歴史的状況をものともせず、沖縄と音楽に生きた金井の人生には何があったのか。
今も差別や偏見に苛まれる沖縄。今こそ金井の人生を掘り起こしたいと「金井喜久子プロジェクト」が立ち上がった。発起人はフリーアナウンサーの宮城さつきさん。音楽関係の識者らを集め、ライフワークである朗読で、その人物像を表現しよう計画。金井の人生を追いかけ始めた。
戦前、出身やジェンダーの壁にあらがい沖縄音楽に人生を捧げた金井。「早すぎた作曲家」とも呼ばれるその人生を掘り起こすと、今の沖縄につながるメッセージがあった。
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