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サメボーイ

テレビ
「ドーパミンがあふれる」イタチザメの標本を見つめながら語るのは宮崎市の黒木健介さん16歳。サメをこよなく愛する高校生で、「サメ博士」と呼ぶ人も…
健介さんの自宅には、サメの頭骨標本がずらりと飾られている。これらは、すべて自分で作ったもの。幼少期に見たドキュメンタリー番組がきっかけでサメのとりことなった健介さん。漁師から網にかかったサメをもらうと、自ら解剖し、標本にしたり、研究材料にしたりしている。

狂暴なイメージがあり、魚を食い荒らすなど漁師にとっては厄介者だが、健介さんにとって大きな魅力のひとつは、のこぎり状のとがった「歯」。サメの種類によって異なり、よく見ると「ハート」の形に見える歯も…
高校生とは思えない知識と標本作りの腕前をもつ健介さん。博物館のイベントでサメの解説を務めたり、大学教授とともに図鑑の製作に携わったり、まるで研究者のような生活を送る。
将来研究したいテーマは「行動学」。サメの魅力とナゾを追究するサメボーイの姿を追った。

(制作:MRT宮崎放送 /税田 奈緒子)

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