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小さな循環~自給自足の村づくり~

暮らし
2016年第11回
制作:MRT宮崎放送
ディレクター: 永山 雄亮

宮崎市の山間にある加江田地区、ここにあるオーガニックカフェの敷地内に 一風変わった家がある。一見小屋のようにも見えるこの家はアースバッグ工法で作られており、土嚢と有刺鉄線を積み固めて作った小さな家だ。 住んでいるのは中村哲朗さん(50)と奥さんの多恵さん。
土の家は夫婦や仲間による手作りで費用は10万円程度。
中村さんは、自然に関するワークショップや・古民家の再生などを行う
『チーム森のひこばえ』という代表を務めている。彼らが目指すのはトランジション・タウン構想に基づいた村づくりで「エネルギーを大量に消費する脆弱な社会」から、「適正な量のエネルギーを使いながら、地域の人々が協力し合う持続可能な社会」への移行。 森のひこばえのプロジェクトとして自分たちの力で古民家を解体・移築し、 古材に新しい生命を甦らすための活動を進めており、作業にはワークショップで集まった参加者やその子供たちと一緒に家づくりをしている。 出来上がった古民家では有機農産物・食材を使用し、無添加で安心して食べられるパン屋をオープン予定だ。 中村さんとその仲間たちのライフスタイルを通して、行き過ぎた消費主義や 競争主義を見つめ直しながら、自然の暮らしの豊かさを描く。

各局の放送予定

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