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SDGs 地域の交流拠点「子ども食堂」

シリーズ「SDGs」。今回は「すべての人に健康と福祉を」です。子育てを終えた女性が作った、福岡県岡垣町にある子ども食堂。子どもだけでなく高齢者も訪れる、地域コミュニティの場になっています。



福岡県岡垣町にある「つなぎ愛こころ食堂」。ここには、子供からお年寄りまで様々な人が「帰って」きます。迎えるのは、清田尚美さん。3人の子供の子育てを終え、2年前にこの食堂を始めました。



インタビュー



食堂は朝と夜の1日2回、月曜日から金曜日まで平日は休まず営業します。



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朝食と夕食を毎日提供する子ども食堂は、全国でも珍しく、ひとり親や共働きの家庭の子供のほか、高齢者も利用できます。



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岡垣町は、4年後、3人に1人が65歳以上という超高齢化社会になる見込みで、一人暮らしの高齢者を、地域でどのように支えるかが重要な課題となっています。



清田さんは、その解決策のひとつとして、この食堂を地域の人を繋げるコミュニティの場にしたいと考えています。

清田さんの活動を支えているのは、50ほどの個人や企業です。最近は、支援の方法も多様化しています。



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先月、北九州芸術劇場で開催された即興劇の公演です。入場料は800円で、地元の子ども食堂への支援を目的に行われました。



記者リポート

「入場料はチケットのほか、子ども食堂への支援物資でも支払うことが可能です」



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この日は、米やパスタ、インスタント食品にお菓子など、ダンボール10箱分が集まりました。



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新型コロナの影響で、人と人との繋がりが希薄になりがちな今、昔ながらの家庭のような温かい雰囲気に救われる人は少なくありません。

訪れた人は、ここで楽しく食事をし、心にも栄養をつけてまた出かけていきます。



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