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【海ゴミ問題】宗像の海の現状

「神宿る島」を有する福岡県宗像市の美しい海。
しかし、地球環境の変化により、宗像の海は様々な問題を抱えている。
宗像の海と共に生きる人々、彼らの目から見た「宗像の海のいま」を取材した。

・海水温上昇による影響
宗像鐘崎漁港で活動する海女・本田さんによると、昨年から食用になりにくいガンガゼウニが異常繁殖。その影響で海藻が生えなくなる「磯焼け」という現象がおきている。漁師の権田さんはトラフグ漁師。トラフグの生育環境が北上しているという。九州大学栗田准教授に話を聞くと、原因は海水温の上昇。周辺の海は、世界平均よりも海水温が上昇しているという。

・ゴミの影響
鐘崎漁港に流れつく大量のごみ。
漁にならないほどゴミが取れることもあると、漁師の権田さん。
漁師仲間と共に漁船で海底のゴミの回収活動も行う。目立つのはペットボトル。
今回収しなければマイクロプラスチックとなり、魚の生態に影響が出る恐れも。
市民と共にビーチクリーン活動も行う権田さん。
海と人の良好な関係を続けるためにはどうすればよいのか模索している。  

【中継】宗像国際環境会議

10月8日(金)~10日(日)まで開催される「宗像国際環境会議」の様子を生中継でお伝えしました。
☆第8回宗像国際環境会議 期間:10月10日(日)まで
“海”をメインテーマに環境問題について考えるイベント
☆アートフェスティバル TOKOWAKA Runway 日時:10月8日(金)午後7時15分~
オンライン配信視聴券3,000円
※10月8日(金)~10日(日)までの全ての配信をご覧いただけます。  

 

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