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【特集】課長、山を買う。~今「山を買う」がブーム 掘り出し物件 続々~

最近じわっとブームになっている「山購入」。WITHコロナ時代、空前のキャンプブームでいっそのこと山を買っちゃおう!という発想。実際、山購入に興味のある高田課長が売り出し中の山を内見!果たしてどんな山なのか?気になる価格は?また、実際に去年山を購入して「山暮らし」を謳歌している家族の生活を拝見します!

熊本県小国町/物件①

最も山の値段が高かったのは昭和50年前後。その頃に比べると今はかなり安くなっているという。マンションの増加などで木材需要が減り、さらに安い外国産の安い資材が大量に入ってきたことで、木材の価格が下落。それに伴い山自体の価格も下がっているのが原因なんだそう。
まず1つ目の物件は、熊本県の小国町の中心部から車で10分。標高500m。広さはおよそ1000坪という山林。国道387号線から100mほど、舗装された町道直結でさらに敷地のほとんどが平地になっているという、かなりレアな掘り出し物件。南向きで日当たりもよく、木漏れ日が差し込むこの物件、価格は…驚きの50万円!

熊本県小国町/物件②

もう1つの物件を内見中、偶然出会ったのは今回の物件のお隣に住む椿山さん。実は椿山さんも福岡市南区からの移住者で、この場所で美容室を営んでいらっしゃいます。椿山さんがこの山を買ったのは14年前。当時は一面杉林で、ご夫婦2人で木を切り、水は3,6キロ離れたところから水道パイプを設置して水を引いて、素晴らしい眺めの暮らしを手に入れました。課長が内見するお隣の物件は…?1,3ヘクタール4000坪の広大な杉林。舗装された道路に電気も通っています。さて、おいくらでしょうか?…課長予想は500万円でしたが、なんと半分の250万円!

◆小国町森林組合/熊本県小国町
・小国町黒渕笹尾(3,500平方メートル※1.000坪)・・・50万円
・小国町西里ヒル石辰尾地内(1万3,000平方メートル※約4,000坪)・・・250万円

福岡県那珂川市での山ライフ

福岡市の中心部から車で40分。那珂川市の山林の中で暮らす松本さん。去年の11月に前の持ち主から家付きでこの山を購入。家族3人で暮らしています。家は木のぬくもりが暖かいログハウス。山暮らしの必須アイテム薪ストーブも去年設置しました。WEBの仕事が本業の松本さんですが、移住してからは仕事は半分。1日のほとんどを庭仕事に費やしているそうです。松本さんはこちらの物件(250坪(建物付き)+修繕費などを含めて)を100万円で購入!しかし、不便な部分ももちろんあり…上下水が無いためトイレはコンポスト。移住当時は草が生い茂り、毎日が草刈りの日々。薪ストーブを設置するまでは極寒に耐えて生活をしていたそうです。それでも山暮らしを選ぶ理由…それは「暮らしているという実感」。
毎日毎日新しいことを覚え、楽しみ、そこには「暮らし」がある。松本さんご一家は「不便」を楽しみながら、山の暮らしを謳歌していました。

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