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愛情表現の“適量”とは?女性タレントのリレートーク(2)

ラジオ
恋愛における「尽くす」について、RKBラジオのトーク番組『Toi toi toi』レギュラーの女性パーソナリティ4人(内村麻美・植村友紀・山口玲香・別府あゆみ)が今週、リレートークを展開。未婚か既婚かによっても意見が分かれそうなこのテーマに、テレビやラジオ、舞台などで活躍している彼女たちはどこまで本音を語るだろうか。  

「恋愛について語るのは苦手」火曜担当・植村友紀(30代・独身)

山口たかし(以下、たかし):友紀ちゃんは尽くす方なんですか?

植村友紀(以下、植村):正直この分野の話は非常にとっても苦手で、私は友人にも、あまり自分の恋愛について話すのが好きではなくて、尽くす方なのかどうかは指標がないんです。でも、私は自分の中であまり尽くしすぎないようにしています。でも相手が望んでいることを先回りしたいなとは思います。

たかし:先回りできるんだ!

植村:いや、これはあくまでしたいと思っているだけで、できてるかどうかは分かりません。でも、尽くしたことによって、男の人がダメになるみたいな話が前日に出ましたが、それってダメ男を作っているのか、その彼のダメなところが露呈したのかは分からないじゃないですか。

たかし:そのふたつって同じことだと思う。ダメなところを露呈する=ダメ男になったってことなんじゃないかな。多分人間全員、ダメだと思う。でもそれを人に見せないようにできるのが大人じゃないですか。「それを出してもいいんだ」って油断させてしまうぐらい、その人が尽くしたら、ダメ男になっちゃう気はします。

 

植村:うまくいくカップルは、緊張感がないと成立しないってことですか?

たかし:マジでそうだと思います。

「愛することと尽くすことは違う」飛び入りのベテランがバッサリ

この日、別番組の共演者が発熱したために、大事を取ってリモート出演した植村に代わり、スタジオにはベテランパーソナリティ・富永倫子(50代)が登場。このトークに入ってきた。

富永倫子(以下、富永):私はダメ男と、ダメなところを露呈する男は違うと思う。だって露呈するってことは、露呈させる状況になるってことでしょう?つまり(パートナーが)そういうふうにさせる状況にしてしまうといこと。ていうか、愛することと尽くすことは違うと思う。

植村:私も違うと思います。自分が何かをすることで、返報的なものがあると思っているかどうかの違いも出てくるじゃないですか。(前日話していた)麻美ちゃんは(見返りを)求めていないと思うんですよ。

たかし:そんな感じだったね。一番自分で迷ってたのは「好き好き好き好き好き」って言ってた彼氏には「重い」みたいに言われて振られて、逆にあんまり言わないようにしたら「なんでお前そんな愛情表現しないんだ」って言われたと。

富永:男の人ってそんなもんよ。

たかし:それが正解だと思います。ないものねだりの生き物ですから。

まだ自分の感覚とマッチングする人に出逢えていない?

植村:結局、相性の問題ですよね。だから、尽くしているかどうかで悩んでいるのは、自分の感覚とマッチングする人に出会えてないんじゃないかっていう。

富永:「尽くす」って、自分が一生懸命になること。自分が良かれと思ってやることだけど、相手はそうじゃないと思っているかも。だけど「愛する」ってその人のために考えて行動することだったりとかしない?子育てするときもそうだし、職場でもそうだし、お友達でもそう。

植村:でも、継続できない愛は提供するべきじゃないと思っています。だから私はいつもそこを抑えてる。愛情があふれそうになっても、結局それって自分の気持ちの盛り上がりの話で、それを(相手に)押し付けることになるので、一線引いてないと…。礼儀じゃないじゃないですか。自分盛り上がったときだけ(愛情を)提供して、自分が冷めたので「やっぱり何か違いました」って言うのは違うかなと。

富永:いいんじゃない?そんな無理に抑えなくても。終わるときは終わるし、終わらないときは何があっても続くよ。

植村:愛のバランスは人によってキャパシティが違いますし、それを探りあっていく時間なんでしょうね。
 

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