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17回目も古代官道水城西門コースを歩きます。

※写真は杉塚廃寺跡
古代官道、水城・西門ルートをずっと歩いて県道31号線の杉塚交差点を左折、住宅街へ入ってきました。
住宅街の中にあるのがお寺の跡。杉塚廃寺跡といいます。
およそ50メートル四方の空間に30センチ程の高さの基壇があり、その上に礎石が数カ所残っています。
この場所からは丸瓦や、平瓦、そして位の高い人がつけた石帯などが出土しており、8世紀頃の寺院の跡だとみられています。
そしてこの場所は大宰府政庁からは西南にあたるところから、北東の方角の鬼門にある竈門山に対し裏鬼門を鎮護する寺院だとみられているそうです。
この杉塚廃寺を通り過ぎると大宰府条坊の22条を通って羅城門があったという場所に到達します。 海の道むなかた館で2月27日まで開催の特別展「海人王国宗像 古墳時代の交流と繁栄」。宗像市世界遺産課文化財係の太田智さんによると、展示のポイントは
1)宗像の人たちが乗った船はどんなものだったか
2)船に乗ってどこに行っていたのか
3)いろんな地域との交流を通じて宗像の人々が手に入れたものを見せることだそう。
ポスタービジュアルにもなっている、みずら髪を結った埴輪のキュートさにはノックダウンされちゃいます。
また、復元された黄金の靴からは、当時の人々に与えたであろう金銅製飾り類のインパクトを実感できますよ。
さらに、それら豪華な品々と、入れられていた古墳のアンバランスさからいろんなドラマが想像できます~。

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