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博多の伝統文化を学ぶ水曜日です

博多の伝統文化 博多にわかを学ぶ水曜日今週の担当は下田文代です。
お題は
フィギュアスケート出場年齢制限を17才に引き上げ


下田文代のにわか

「国際スケート連盟がオリンピックやら世界選手権への出場年齢ば今の15歳から17歳に引き上げることば検討しようげな。
北京冬季オリンピックの女子フィギュアでのロシアの15歳のワリエワ選手のドーピング違反がきっかけぃなっとる。
彼女ぁそのあとぃ本音かどうか知らんばって、SNSでコーチやらぃ感謝の言葉ば発信しとんしゃあ
「ほんなこと感謝しとんしゃっちゃろうか。
15歳て言うたらまだ子供ばい。
大人の事情ば優先したらいかん。何より大切なことぁ少年少女のまっとうな成長ば守ることばい。
そして彼女にゃぁ、いろいろ学んで欲しか。これから先、学校ぃちゃんと行かるうかどうかも気がかりやね」
「なして、そげん学校のことば心配しよんしゃあとね?」
「そらぁ彼女の今回の行動のことやけん、登校(投稿)ぁ気ぃなっとる」


よなおしにわか倶楽部指南役の、博多にわか振興会相談役・志岐らん梅さんの講評は

風刺:3.5/4 構成:2/3 オチ:2/3  計:7.5/10

にわかの主題(風刺)の「大人の事情を優先するのではなく子供たちの成長を守ること」はよく伝わりました。
一方で、原作の展開はオチの「投稿・登校」に対して同時に進行していました。
基本的な作り方はオチの前の文言は片方のオチを軸に展開します。
この方がオチも分かりやすく伝わります。
具体的には「学校とSNSにそげんこだわるとな」を「そげん学校のことば心配しよんしゃあとね?」に変えました。


志岐らん梅さんのにわか

「北京オリンピックでロシアのワリエワ選手の問題もあって国際スケート連盟がフィギュアスケートの選手ぁオリンピックやらのシニアの大会ぃ出場でくる年齢の制限ば現在の15歳から17歳ぃ引き上ぐるごと総会ぃ提案さっしゃあげな」
「そう言いやぁ、フィギュアスケートの選手たちぁ演技が終わったあとぃ、ゼーゼーハーハー言いよんなる。選手たちぃ2歳も年齢の上がりゃあ、体力も付いて呼吸器官も楽ぃなりまっしょうて聞いたら返事ばしよんなったばい」

「何て答えよんなったな?」
「呼吸器官のことじゃけん、はい(肺)て言いよんなった


さて、来週はどんなお題で作りましょうか。

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