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アナウンス部の一大イベント|アナウンサーコラム

アナウンサーが顔を合わせる機会は案外少ない。担当番組の時間で出社する時間が違うし、報道・情報・スポーツと担当ジャンルが違うと数日会わないこともしばし。そんなアナウンス部員が一つになって取り組むイベントが「朗読会」だ。大きな朗読会は年2回ある。その一つ「お話アカデミー朗読会」が、今日開催される。 「お話アカデミー」とは小学生の音読コンクールで、そこで最優秀賞に輝いた子どもの一人が、今回、私たちと共演する。 出演するメンバーは田中友英・下田文代・田中みずき・佐藤巧・武田伊央アナ。朗読作品を選ぶ会議では、それぞれが読みたい作品を持ち寄り、さながら市場の競りのように、自分の作品をPRしあう。普段は別々の番組をしているアナウンサーが、喧々諤々(けんけんがくがく)とそれぞれの価値観をぶつけ合う数少ない機会。選んだ作品で、普段は見えない、同僚の人となりまで分かるから不思議だ。 年明け前から繰り返し行われた「作品選考会」で、8作品が選ばれた。共演する小学生にはマンツーマンで3回レッスンを行った。小学生離れした読みの技術には、驚嘆すること間違いなし。新型コロナの感染対策のため、今回はオンラインでの配信のみ。RKBラジオの公式YouTubeチャンネルで午後2時、物語の扉が開く。

3月5日(土)毎日新聞掲載



櫻井浩二 RKBアナウンサー。 静岡県浜松市出身。

【担当番組】
ラジオ:櫻井浩二インサイトインサイト+エキサイトホークスおしゃべり本棚

西南学院プレゼンツ「お話アカデミー朗読会」


童話から詩、エッセイまで幅広いジャンルから、元気の出る、勇気が湧く、笑顔になれる、時には涙する、心に響く物語の朗読を西南学院大学 百年館のステージから、心地よい音楽と照明と共にライブ配信でお届けします。
また、朗読コンクール「お話アカデミー」でグランプリ(お話アカデミーキッズ)に選ばれた小学生がRKBアナウンサーと共演します。  

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