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3月28日(火)放送 福岡県立浮羽工業高等学校②

出演 環境デザイン科 環境建設コース 2年秦 智弥くん
 菊地 玲凪さん
 津波古 龍一くん
 高山 遙音くん
国家資格である測量士補や2級土木施工管理技士補などの資格取得や測量などの実習をする環境建設コースで学ぶ4人。

「測量は社会基盤である橋、道路、ダムなどをつくる時にその土地の性質を調べること。地図に残る仕事をしたくてこのコースを選んだ。」と津波古くん。
秦くんは、「社会に貢献したい!地元を盛り上げたい!!過去、地元で災害があり多くの人が悲しい思いをしたので、自分たちが動いて盛り上げていきたいからこのコースを選んだ。」
高山くんは、「土木の仕事は規模も大きく様々な公共施設にも携わっているのでそういう仕事をしたくてこのコースを選んだ。」と話します。

授業で行った「コンクリートの破壊試験」は、テストピースと呼ばれるコンクリートの実験体を機械に挟み、圧縮して破壊する事でコンクリートの強度を測ることが出来ます。
実際に建物を造る際も、建物と同じコンクリートでテストピースをつくっておいて、5年10年経った時にこの試験をして、この建物はまだ耐えられる強度なのか調べます。
菊地さんは、「社会に出て会社で作業をする前に学問として学んだ事で、より仕事を深く理解できると思う。」とこの実験を振り返ります。

将来について尋ねると「3年生になって2つの国家資格を取得し、地元の大手企業に就職して、災害の復旧など地域に貢献していきたい。」と話す秦くんは、九州北部豪雨で隣の地域が災害で建物が崩壊するなどの被害を受けました。「災害によって自分のやりたいことが明確になった。」と話します。
菊地さんは「2つの国家資格を取得したら、現場監督や、指揮が出来るようになるので、資格を取得し、男性ばかりのイメージのある現場を自分が変えていきたい。」と力強く話してくれました。

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