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“生きづらさ”を訴える若い世代に散策できるメタバース=仮想空間を提供、精神保健福祉士アバターを配置

福岡県は、孤独感や生きづらさを抱える若い世代の居場所をつくろうと、メタバース=仮想空間に散策や参加者との交流ができる広場を開設すると22日、発表しました。孤独感や生きづらさを抱える人のためにメタバースを活用した取り組みは全国で初めてです。

仮想空間で散策したりチャットしたりする


福岡県が、仮想空間上に22日開設したのは、孤独感や生きづらさなどを抱える若い世代に向けた「おいでよきもちかたりあう広場」です。自然豊かな仮想空間の広場で、散策を楽しんだりチャットを通してほかの参加者と思いを共有したりできます。

精神保健福祉士の分身=アバターを配置


福岡県では近年、19歳以下の自殺者が増加していることなどから、孤独感の緩和などにつなげてもらおうと、若い世代の新たな居場所として開設されました。孤独感や生きづらさを抱える人を対象とするメタバースを活用した取り組みは全国で初めてです。広場には、精神保健福祉士の分身=アバターも配置され、参加者の様子を見守ることにしています。参加できるのは福岡県の自殺予防相談窓口で相談をしている人です。参加費は無料です。

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