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タレント「ゴリけん」がネット詐欺で50万円を請求され唖然、7,000円のアプリ課金が止まらず60回以上も!ITジャーナリストは「SMSのリンクは踏まないで」

タレント・ゴリけんさんのスマホに矢継ぎ早に届いた60通を超えるメール。いずれも7000円分の“アプリ内課金”をしたとする「領収書」で、アップル社のロゴマークが入っていた。総額は約50万円。本人は「課金した覚えはない」と話す。領収書にあったのは、サイコロのイラストが付いた中国語のゲームアプリだった―。

本物そっくり、ある日Amazonをかたる偽メールが届いた

 

「やったことないんですよ」と身に覚えがないことを強調するのは、テレビ番組に出演したタレントのゴリけんさんだ。一度もプレイしたり、ダウンロードしたりした覚えのない中国語のゲームアプリ。そのアプリ内で7,000円分を“課金”したとされる請求が、わずか10分のうちに60回以上も連続して届いたという。「開封する暇もありませんでした」と肩を落とした。請求先の欄には、ゴリけんさんの本名「町田健一郎」の名前とPayPayの表記。これに「思い当たる節がある」とゴリけんさんは話す。

 


ゴリけんさん「以前Amazonからメールが届いたんです。本物とそっくりなんです。取引がうまくできていないので、アカウント情報を更新してくださいというものでした」

 


後にフィッシングと判明したAmazonをかたる偽メール。メールの件名は「Eメールアドレスの確認」。本文には「請求情報が無効または不明なためお支払いが停止されたました」などと記され、「Eメールアドレスの確認」のボタンがあった。ゴリけんさんは、正規のメールと信じた。そして、誘導されたサイトに飛び、自分のメールアドレスやパスワードを入力してしまったのだ。

偽SMSのリンクを踏んでアカウント情報を乗っ取られた?

しかし、今回ゴリけんさんが被害にあった「アプリ課金」の手口には“謎”が残るという。

 


ITジャーナリスト・三上洋さん:
フィッシングでAmazonのIDとパスワードを盗まれたとすれば、Amazonアカウントは乗っ取られた可能性が高いです。ただAmazonにログインしても、ゴリけんさんのカード番号は犯人側にはわかりません。Amazonの画面では、カード番号の多くをマスクして見えないようにしているからです。もしかしたら、別のSMSなどでカード決済やPayPay決済をしてしまい、その情報が漏れた可能性があります。内容が不安な時は、サポートセンターに電話したりアプリからログインしたりして確かめるのが大切です。

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