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中学校の教員が修学旅行のしおりを紛失、生徒の基礎疾患などの“個人情報”も

福岡市教育委員会は21日、市立中学校の修学旅行中に、引率していた教員が生徒の個人情報が記載された職員用のしおりを紛失したと発表しました。


◆アレルギーや基礎疾患などの“個人情報”も
市教委の発表によりますと、今月18日、市立中学校の教員は、修学旅行のため学校から博多駅へバスで向かい、駅に到着後に「職員用のしおり」を紛失していることに気付きました。しおりには、生徒238人分の氏名や、72人分のアレルギー・基礎疾患などへの留意事項が記されていました。博多駅やバス会社に問い合わせましたが、遺失物としては届けられておらず、博多駅周辺やバスを捜索しましたが、しおりは現在も見つかっていないということです。

◆生徒へは説明し謝罪
この中学校では、修学旅行から戻った後、校長が生徒に対して説明・謝罪をしたうえで、保護者へはプリントや電話で、経緯を説明したということです。市教委は今後、校外活動における個人情報の適正な取り扱いの徹底について、すべての市立学校に対して注意喚起を行い、職員向けの研修を実施するなど再発防止に努めていくとしています。

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