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「SALON & BAR R」の「リンゴとチーズのフローズンカクテル」

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BARをこよなく愛するライター西山健太郎が、福岡・博多のオーセンティックバーを訪れ、旬のフルーツカクテルを紹介する連載コラムです。今回は、中洲「SALON&BAR R」の「リンゴとチーズのフローズンカクテル」をご紹介します。

雪のようなくちどけのレアチーズカクテル

SALON&BAR R

今回は、中洲の「SALON&BAR R」を訪問。
オーナーバーテンダーの田辺大気さんは、ホテルオークラ福岡のバー部門に約14年間在籍し、2023年4月に独立。「ホテルのラウンジを小さくした感じのお店にしたかった」と語る田辺マスターの言葉どおり、広々とした店内には、カウンター席のほか、ゆったりと間隔をとったテーブル席が設けられ、ソフトドリンクや軽食、スイーツなどのメニューも充実している。また、14時から開店しているので、暖かな日差しの差し込む店内で優雅な昼飲みも可能だ。

「SALON&BAR R」の「リンゴとチーズのフローズンカクテル」

今回オーダーしたのは、田辺マスターオリジナルの「リンゴとチーズのフローズンカクテル」。
フランス北部・ノルマンディー地方で造られるリンゴのブランデー「カルヴァドス」をベースに青森産の「サンふじ」とクリームチーズを合わせ、クラッシュアイスとともにブレンダー(ミキサー)にかけて完成となる一杯だ。
リンゴとチーズの相性の良さがレアチーズケーキのような心地よい酸味とクリーミーさを演出し、ほのかに漂う「カルヴァドス」の余韻が素晴らしい。

田辺マスターに店名の由来を尋ねると、「お客様にくつろいでいただける空間、そして、御縁がつながる場所になればという想いを込めて、“Relaxation” と “Relation” の頭文字から取りました」とのこと。
最近では、この空間に魅せられたジャズやクラシックのアーティストから演奏会の場としてのオファーも増えているそうだ。
次回はぜひ、音楽の響きをライブで味わいながら、グラスを傾けてみたい。

SALON&BAR R
福岡市博多区中洲5-2-5 4F
092-402-2719

西山健太郎
福岡市役所に勤務するかたわら、2017年2月に樋口一幸氏(Bar Higuchi 代表)と非営利団体「福博ツナグ文藝社」を設立。福岡・博多の地域文化の魅力について独自の切り口で発信している。

店舗名:SALON & BAR R
ジャンル:バー、カフェ
住所:福岡市博多区中洲5-2-5 4F
電話番号:092-402-2719
営業時間:14:00~翌1:00
定休日:日曜
席数:カウンター8席、テーブル20席
個室:なし
メニュー:チャージ500円、リンゴとチーズのフローズンカクテル2,000円、フルーツカクテル1,500円~、カクテル1,100円~、ウイスキー1,100円~、カツサンドウィッチ1,800円、本日のキッシュ600円、本日のケーキ700円
URL:https://www.instagram.com/salon.bar.r/

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この記事を書いたひと

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