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走る鶏たちの絶品卵

霧島の山中に佇む養鶏場「自然放牧場お多福たまご」。ここの鶏達はとにかく・・・走る!走る!走る!元気いっぱいな「走る鶏たち」が育む絶品卵が全国のファンを魅了している。

 

養鶏場を営む福重智寛さん(37)。東京でおよそ10年、料理人として経験を積み、2017年にUターン。生まれ故郷で始めたのは、レストランではなく養鶏場。知識も経験も全くなかった福重さん、様々な文献を読み漁り、独学で養鶏技術を身に着けた。

 

そんな福重さんが営む養鶏場では「24時間365日放し飼い」で鶏達を育てている。鶏舎と屋外放牧場を自由に行き来できるそうで、福重さんは「ストレスフリーな環境で育てることが美味しい卵づくりにつながっている」と笑顔で話す。


放牧場を元気いっぱいに駆け巡る!お多福たまごの走る鶏たちが育む絶品卵。栄養たっぷりで美味しいことはもちろん、鶏ファーストの生育環境は世界からも注目を集めている。実直に卵づくりに取り組む福重さんのこだわり、新たに始まった挑戦の姿に迫る。

企業名:自然放牧場 お多福たまご
代表者:福重 智寛さん
住 所:鹿児島県姶良郡湧水町米永1961-1【無人販売所】
電 話:0995-74-2755
メール:otafukuegg@gmail.com
ホームページ:https://otafukutamago.com/
Instaglam:https://www.instagram.com/otafukutamago/?hl=ja

取材後記

日の出とともに目覚め、こだわりの発酵ご飯を食べ、日中は放牧場でのびのび過ごすお多福たまごの鶏たち。四季の移ろいを感じながら、ありのままの暮らしを送っている姿は、本当に生き生きとしていて、幸せそうな鶏たちの表情が印象的な取材でした。

 

実際に卵を頂いてみたのですが、殻はとても厚く、ずっしりとした重さ。色鮮やかなライトイエローで、まさにエネルギーに満ち溢れている感じ!食べてみると美味しいのはもちろん、なんだか幸せな気持ちになりました・・・。

 

シュークリームや新作プリン、企業とのコラボやレストランでの活用。これまでに様々なチャレンジを進めてきたお多福たまご。福重さんに次なる目標を伺ったところ、「放牧場を改良し、鶏版のSASUKE会場を作ることかな・・・」と目を輝かせながら話していました。

 

走る鶏たちが産むこだわりの卵はもちろん、福重さんのユニークな取り組みにも熱い視線を送り続けていきたいです。
 

(MBC南日本放送/杉本 涼)

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