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「九州 水の森」オープン 絶滅危惧種のセボシタビラも展示~マリンワールド海の中道

全館リニューアルから今年で5周年を迎えた福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」に、九州の淡水生物を集めた新しい展示エリアがオープンしました。  

高さ5メートルの滝も

RKB本田奈也花「九州水の森。中に入るとすぐに、高さ5メートルのせせらぎの滝が出迎えてくれます。そして中にはヤマメがいました」



マリンワールド海の中道に、7日オープンした新しい展示エリア「九州水の森」。リニューアル5周年を記念し前の展示施設を改修したもので、高さ5メートルの滝は、福岡県の那珂川水系上流にある滝をモチーフにしています。

約40種類の淡水生物

館内の水槽には上流や中流域、さらには田んぼに生息する約40種類の淡水生物が展示されています。

約40種類の淡水生物

セボシタビラは、「絶滅危惧種」に指定されています。マリンワールドは、セボシタビラの保全活動を10年以上行っていて、九州の水族館で展示しているのはごくわずかだそうです。

タガメやゲンゴロウも展示

絶滅危惧種のセボシタビラ

セボシタビラは、絶滅の危険性が最も高い「絶滅危惧種ⅠA類」に指定されています。マリンワールドは、セボシタビラの保全活動を10年以上行っていて、九州の水族館で展示しているのはごくわずかだそうです。

タガメやゲンゴロウも展示

また、水生昆虫のタガメやゲンゴロウなど、福岡県内では60年以上確認されていないといわれる希少生物も展示されています。
マリンワールド海の中道 鈴木泰也係長「小さなお子様から年配の方まで楽しめるエリアだと思う。今は自然で見られなくなった生き物も、手軽に水槽の中で見ていただけることが魅力」

夜間はライトアップも

九州の淡水生物を集めた「九州 水の森」。夜間はライトアップされ幻想的な空間が楽しめるということです。

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