全国各地で感染者の数が爆発的に増える中、多くの子供たちは夏休みに入りました。3年ぶりとなる行動制限のない夏休み、医師や学校関係者は気の緩みによる子供たちの感染拡大を心配しています。
福岡市内の多くの小中学校で21日、1学期の終業式が行われました。筑紫丘小学校の中秋貴雄校長は新型コロナの感染対策を心がけ、健康に気を付けて夏休みを過ごすよう子供たちに呼びかけました。
6年生の児童「感染予防対策をしながら、楽しい夏休みにしたいです」
6年生の児童「感染予防対策をしながら、楽しい夏休みにしたいです」
◆北九州市はもう夏休み
一方、北九州市の学校は20日に終業式が行われ、21日から夏休みです。八幡東区の「いのちのたび博物館」には、恐竜の標本を見に多くの子供たちが訪れていました。
(何の恐竜が好き?)「そりゃティラノサウルス」「化石を真似したって、よくできたもんだ 」
子供たちの感染が急増する中、保護者も外出には気を遣っています。
「やっぱりマスクと消毒ですかね」
「できるだけ密は避けて、マスク必須で。手洗いは本人もきちょうめんやっている
3人の子供を持つ母親は友達と遊ぶ際にはこんな対策をしていました。
「友達と遊ぶ約束もお昼をずらして、食べる時間は一緒にしないで。展示などは一緒に行けたらいいね、みたいな。全く出かけないというのもかわいそうなので」
(何の恐竜が好き?)「そりゃティラノサウルス」「化石を真似したって、よくできたもんだ 」
子供たちの感染が急増する中、保護者も外出には気を遣っています。
「やっぱりマスクと消毒ですかね」
「できるだけ密は避けて、マスク必須で。手洗いは本人もきちょうめんやっている
3人の子供を持つ母親は友達と遊ぶ際にはこんな対策をしていました。
「友達と遊ぶ約束もお昼をずらして、食べる時間は一緒にしないで。展示などは一緒に行けたらいいね、みたいな。全く出かけないというのもかわいそうなので」
◆PCR検査に来た人は……
RKB堤千春「福岡市の国体道路です。気温が上がって非常に暑い中、無料のPCR検査場に60人ほどの列ができています」
福岡市中央区にある無症状の人を対象とした無料のPCR検査センターは、午前中から長蛇の列ができていました。
検査を受けに来た女性「9時半くらいから(2時間弱)並んでいます。暑い。(夏に)友達と会ったりするので、それまでに陰性(の証明)をもらっておかないと」
男性「職場関係で濃厚接触にはなってないけど、感染者が出たりしたから、万が一ということもあって。家族にも移すかもしれないという不安があるから」
福岡市中央区にある無症状の人を対象とした無料のPCR検査センターは、午前中から長蛇の列ができていました。
検査を受けに来た女性「9時半くらいから(2時間弱)並んでいます。暑い。(夏に)友達と会ったりするので、それまでに陰性(の証明)をもらっておかないと」
男性「職場関係で濃厚接触にはなってないけど、感染者が出たりしたから、万が一ということもあって。家族にも移すかもしれないという不安があるから」
◆10代以下が4割近くに
福岡市の20日の感染者数を年代別にみると、10代以下の感染者が全体の4割近くを占めています。学校関係者は夏休みに入り、子供たちの感染対策に対する気の緩みを心配する声があがっています。
内浜中学校 小代尚由校長「学校の中ではほぼマスクをしていますし、先生たちも指導・注意をしますし、学校の方がより緊張感をもって過ごしている。家庭の方が若干感染するリスクは高いかなと思う」
小児科の医師も同じことを心配していました。
しんどう小児科医院 進藤静生院長「学校では目が届いているので基本的なところはちゃんと守って生活しているけど、目の届かないところに行くと子供たちも少し気が緩んで接触する機会が多くなるんじゃないかと思います」
内浜中学校 小代尚由校長「学校の中ではほぼマスクをしていますし、先生たちも指導・注意をしますし、学校の方がより緊張感をもって過ごしている。家庭の方が若干感染するリスクは高いかなと思う」
小児科の医師も同じことを心配していました。
しんどう小児科医院 進藤静生院長「学校では目が届いているので基本的なところはちゃんと守って生活しているけど、目の届かないところに行くと子供たちも少し気が緩んで接触する機会が多くなるんじゃないかと思います」
◆夏休みの注意点は
3年ぶりとなる行動制限のない夏休み。子供たちの感染予防など、注意点を改めて医師に聞きました。
しんどう小児科医院 進藤静生院長「子供たちに陽性率が高いというのは、一つは予防接種の接種率が低いというのが大きな理由じゃないかと思っていますので、一般的に言われている重症化しないとかいうことを念頭において受けられたほうがいいんじゃないかと。せっかくの夏休みですから遊ばせてあげたいと思うんですけど、一般的に言われているように手洗い・消毒・うがい、マスクをできるだけするという予防法しかないんじゃないかと思う」
しんどう小児科医院 進藤静生院長「子供たちに陽性率が高いというのは、一つは予防接種の接種率が低いというのが大きな理由じゃないかと思っていますので、一般的に言われている重症化しないとかいうことを念頭において受けられたほうがいいんじゃないかと。せっかくの夏休みですから遊ばせてあげたいと思うんですけど、一般的に言われているように手洗い・消毒・うがい、マスクをできるだけするという予防法しかないんじゃないかと思う」
検査を受けに来た女性「9時半くらいから(2時間弱)並んでいます。暑い。(夏に)友達と会ったりするので、それまでに陰性(の証明)をもらっておかないと」
男性「職場関係で濃厚接触にはなってないけど、感染者が出たりしたから、万が一ということもあって。家族にも移すかもしれないという不安があるから」
男性「職場関係で濃厚接触にはなってないけど、感染者が出たりしたから、万が一ということもあって。家族にも移すかもしれないという不安があるから」
◆10代以下が4割近くに
福岡市の20日の感染者数を年代別にみると、10代以下の感染者が全体の4割近くを占めています。学校関係者は夏休みに入り、子供たちの感染対策に対する気の緩みを心配する声があがっています。
内浜中学校 小代尚由校長「学校の中ではほぼマスクをしていますし、先生たちも指導・注意をしますし、学校の方がより緊張感をもって過ごしている。家庭の方が若干感染するリスクは高いかなと思う」
小児科の医師も同じことを心配していました。
しんどう小児科医院 進藤静生院長「学校では目が届いているので基本的なところはちゃんと守って生活しているけど、目の届かないところに行くと子供たちも少し気が緩んで接触する機会が多くなるんじゃないかと思います」
小児科の医師も同じことを心配していました。
しんどう小児科医院 進藤静生院長「学校では目が届いているので基本的なところはちゃんと守って生活しているけど、目の届かないところに行くと子供たちも少し気が緩んで接触する機会が多くなるんじゃないかと思います」
◆夏休みの注意点は
3年ぶりとなる行動制限のない夏休み。子供たちの感染予防など、注意点を改めて医師に聞きました。
しんどう小児科医院 進藤静生院長「子供たちに陽性率が高いというのは、一つは予防接種の接種率が低いというのが大きな理由じゃないかと思っていますので、一般的に言われている重症化しないとかいうことを念頭において受けられたほうがいいんじゃないかと。せっかくの夏休みですから遊ばせてあげたいと思うんですけど、一般的に言われているように手洗い・消毒・うがい、マスクをできるだけするという予防法しかないんじゃないかと思う」
しんどう小児科医院 進藤静生院長「子供たちに陽性率が高いというのは、一つは予防接種の接種率が低いというのが大きな理由じゃないかと思っていますので、一般的に言われている重症化しないとかいうことを念頭において受けられたほうがいいんじゃないかと。せっかくの夏休みですから遊ばせてあげたいと思うんですけど、一般的に言われているように手洗い・消毒・うがい、マスクをできるだけするという予防法しかないんじゃないかと思う」
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