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「フラワーアート」で装う太宰府天満宮 ニコライ・バーグマンさんの作品 境内あちこち400点以上

デンマーク出身の人気フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんの作品展が20日から太宰府天満宮などで開催されています。  

◆4年ぶりに戻ってきた人気イベント

フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんの作品展は、太宰府天満宮と近くにある竈門神社で開催されています。2014年から2年に1度開かれていましたが、前回は新型コロナの影響で中止となったため、今回は4年ぶりの開催となります。

バーグマンさんの代名詞「フラワーボックス」

RKB堤千春「ニコライ・バーグマンさんの代名詞『フラワーボックス』が、今回の作品展のテーマです。キューブ状の作品で、季節感などを表しています」

フラワーボックスは2000年にバーグマンさんが考案したもので、季節の花を用いた400点以上の作品が鳥居や本殿などに展示されています。

境内の様子に驚く参拝客

博多人形師や柿右衛門とのコラボも

参拝客「現代と過去の融合というんですかね、そういったところがステキだなと思って。太宰府天満宮という歴史的なところでこういった現代美術を見られるのがよかった」
「きれいに咲いてました~」
「すごい作品の力を感じて、とりあえずきれいの一言」

 
こちらの作品は、天満宮の境内にあったクスノキの切り株とツバキの葉を土台に、花と緑を生けこんだもので、和の空間に洋のテイストを融合させています。

「私すぐそこに住んでるけど、(材料は)そんなのいっぱいあるんですよ。けど作品にすると素晴らしい」

 

博多人形師や柿右衛門とのコラボも

宝物殿には、これまで季節ごとに出してきた新作や企業やブランドのためにデザインしたフラワーボックスを集めました。また、博多人形作家の中村信喬さんの人形や、有田焼の15代・酒井田柿右衛門さんの花器など、様々なアーティストとコラボレーションした作品も展示されています。

 

ニコライ・バーグマンさん「歩いたり散歩したり物を見たりして、すごくインスピレーション受けて、作業場に行ってバーッと作ったりする。私の花を見てもらって、ハッピーと元気に帰ってもらったらうれしいなと」

ニコライ・バーグマンさんの作品展は10月23日(日)まで開かれていて、一部有料となっています。

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