イチゴ「あまおう」販売開始から２０年で記念式典～農家の高齢化で生産者は減少傾向

福岡ブランドのイチゴ「あまおう」が、今年で販売開始から２０年の節目を迎えたことを記念して、式典が開かれました。


◆販売開始は２００２年１１月
服部知事「あまおうのブランドをしっかり守り、さらに強固なものにしていくよう全力を尽くしていく」

福岡市で開かれた式典には、福岡県やＪＡの関係者約１５０人が参加しました。
あまおうは『あかい・まるい・おおきい・うまい』の頭文字をとって名付けられたイチゴで、福岡県を代表するブランドの一つです。当時の主力だった「とよのか」に代わる品種として開発され、２００２年１１月から販売を開始しました。


◆生産者は減少傾向
昨年度の収穫量は１万１７３トンに上り、市場での販売単価は１８年連続で日本一を達成しています。ただ、農家の高齢化に伴い生産者は年々減少傾向となっています。
２８日は、販売から２０年の歩みを動画で紹介し、生産者などに対し感謝状が贈られました。