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てげてげ爺ちゃんのおもちゃ日和

あるイベントで親子にひときわ人気のコーナーが。そこにあったのはたくさんの木のおもちゃ。しかも、どれも同じ物が無く、見た目もなんだか面白い。子どもだけでなく、大人も夢中になって遊んでいる。これらを作ったのはおもちゃコンサルタントの真志喜耕一さん(71)。趣味で始めたおもちゃ作りは10年。今ではその数、200を超えるほどだ。しかも使っている木や材料はほとんどが廃材となったものばかり。腐った木の根っこも真志喜さんの手にかかればユニークなおもちゃに蘇る。
定年後、ようやく自分の時間ができた真志喜さんは子どもの頃から好きだったものづくりに夢中になった。ある時、東京おもちゃ美術館で見た世界のおもちゃに衝撃を受けた真志喜さん。見た目が可愛くて、遊ぶと面白い、そして何よりそれが木で作られていることに魅きつけられた。それを真似して作ったのが、真志喜さんのおもちゃづくりのきっかけとなった。最初は趣味で始めた木のおもちゃ作り、いまではそれらを通じて木育を考えるようになってきた。自分の幼少期の頃のように、木が身近なものになって欲しいと工夫を凝らし、様々な木のおもちゃを作り続ける真志喜さんの日々を追う。
(制作:MRT宮崎放送 /ディレクター:中本 奈緒)

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