鯛茶漬けが名物の『割烹よし田』の現在と未来。新しい店舗の様子は?天神で営業が再開するのはいつ?

鯛茶漬けが名物の『割烹よし田』の現在と未来。新しい店舗の様子は?天神で営業が再開するのはいつ?

ご存じのように福岡のグルメ界の名店は多い。その中で地元民も認める“すべらないグルメ”を今回は満を持して紹介したい。その名も『割烹よし田』。地元の人には“鯛茶のよし田”と呼ぶ人も多く、呼び名の通り名物は鯛茶漬け。

この店の味を求めて地元のサラリーマンがランチに、他県からの客人をもてなしに、家族での会食に・・・と様々なシーンで利用される。福岡を訪れるアーティストや俳優などの芸能人達も舌鼓をうち、ファンになって帰って行く。そんな名店中の名店である。

創業59年『割烹よし田』は天神ビッグバンによって移転

移転先は博多区店屋町

福岡市中央区天神1丁目で58年ものあいだ人気を博していた『割烹よし田』。福岡市中心部の都市開発によって2021年2月に現在の場所(福岡市博多区店屋町1番16 TEL092-721-0171)に移ってきた。

2025年には天神で営業再開し、博多でも営業を続ける

2025年(令和7年)の春には元々あった天神の店も新しいビルで営業を再開し、現在の営業を続けることが決まっている。本店の移転先の役割を終えたら、2号店として活躍するといったイメージだ。そしてこの店舗、「福岡県屋外広告景観賞」を受賞するほどスタイリッシュなビルなので、ぜひ現地に足を運んでいただきたい。

創業地の天神から移転するにあたって、客席数が100席減少し、当然売り上げも座席数と新型コロナの影響で下がったという。だが、働く従業員の数を減らすこともなく、顔ぶれが変わることもなかった。天神店が新たに動き出した時、最高のサービスでもてなすことが出来る要素に、今のスタッフの雇用を継続させる事が必要だと代表の吉田泰三さんは決断し、待遇面も天神の店と全て同じだそうだ。

よし田で食べるべきメニュー

よし田名物 鯛茶 1210円

人を喜ばせたいなら絶対に鯛茶漬けを食べさせて欲しい。
1ヶ月で2トンの鯛を使用するほどの“割烹よし田”エースメニュー。新鮮な鯛がキラキラと運ばれ、至福を感じないわけがないほどの滑らないグルメだ。
超カリスマシンガーも、大物俳優達も、人気急上昇アイドルも、あまりの美味さに笑顔がとまらなくなる絶品。そりゃそうだ、ようこそ福岡へ(笑)。

鯛の器は冷やされ、ご飯茶碗は温められている点もこだわりが強く感じられる。

おひつに入った白米を一膳一膳お好みでよそうスタイル。この白米も毎年各地のモノが試され、粒の大きさと出汁に合う味、そして鯛に合う食感という項目で試食が行われ採用米が決められている。

鯛の身と秘伝のタレとワサビをよく混ぜ合わせて、一杯目はご飯と一緒に食べる。二杯目は残りの鯛の身とタレをご飯にかけてお茶を注いでお茶漬けで召し上がるというのが“割烹よし田”の二度楽しむスタイル。この秘伝のタレは代表の泰三さんしか作ることの出来ない一子相伝の配合なのだ。

お客様の要望に応えたセットメニュー

常連客の多くは鯛茶漬けをめがけて来店するが、合わせて天ぷらも注文したいとの声が多かったそうだ。しかしながら胃袋の具合が許容範囲を超えてしまうと言う意見が多く、鯛茶+天ぷらハーフセット(1815円)をメニューに加えると瞬く間に1番人気となった。

そのほかにも要望に応える形で“鯛茶1.5倍”や“鯛茶2倍”というのもメニュー表に載っている。
食べ盛りのお孫さんとお爺ちゃんお婆ちゃんが来店しても、全員が満腹になれるというのも嬉しい。

大きないかの活造りまで食べて欲しい

なんと言っても日本料理を堪能出来る店。各種個室が設けられ、企業の会食も多い落ち着いた空間。それでいながら若者も満腹になれる。
最近は在宅ワークが多くなったという女性が一人で訪れ“自分へのご褒美”としてスペシャルランチ(4400円)なるモノを楽しんでいるのを見かけるようになったそうだ。

“割烹よし田”の常連客の常識は、いかの活造りが鮮度抜群で大きくて絶品というもの。代表にこの件について伺うと「小さいのは仕入れません」と即答(笑)
是非、塩で食べてみて欲しい。そしてショウガ醤油。そして定番のワサビ醤油。新鮮ゆえの甘みに対してあなた好みの食べ合わせが見つかるに違いない。ちなみに筆者はショウガ醤油に夢中になったくちだ。

割烹よし田 新しい店は完全バリアフリー

2025年の春には天神の元あった場所に出来る新しい割烹よし田のビルについて代表に聞くと、ここでもまたお客様の声を設計段階で盛り込んだという話が出た。

かつての天神の店は“階段が狭くて危ない”とか“座敷が狭くて畳席は足が痛くなる”と言った声が多かったそうだ。これから建設されるビルに関してはお客様の声に向き合い、掘りごたつの座敷で広々空間を実現し、エレベーターで上下移動が楽に出来るように配置を考えたそうだ。今から楽しみでならない。
来年、2023年には60周年を迎え、盛大にやりたいところだが世の中のパンデミック事情がどうなるかの見通しがたたないことで具体的に動き出せないという。

お客様を愛し、鯛を愛する代表 吉田泰三さん。
嬉しそうに鯛を語る彼の姿が印象的で、“吉田鯛三”と記してしまいたくなる(笑)。
今後はお取り寄せグルメも新メニューが出るかもしれないというのでホームページも要チェックだ。

 

『割烹よし田』
定休日 毎月第一日曜日・盆・正月
福岡県福岡市博多区店屋町1番16
TEL 092-721-0171

THE WRITER

加藤淳也(カト淳)
加藤淳也(カト淳)
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ラジオパーソナリティー&リポーター&時々テレビ(笑)出演し、麺と音楽と野球と映画を探求するのが趣味の中年期おじさん。子供の頃から番組を編集したり文字におこして分析しながら観ていた変わり者。

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