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圧倒的実績!少子化時代に年々飛躍を遂げる「英進館」その人気の理由

九州・広島に60校、生徒数3万8000人!難関校に多くの合格者を輩出する進学塾「英進館」。そのすごさは圧倒的な合格実績、そして教師陣の授業だ。少子化で学習塾業界の競争が熾烈を極める中、教場を増やし、生徒数も年々上昇している。
受験という荒波に立ち向かう英進館。人気の理由に迫った!

子どもの心をつかむ!人気教師陣の最先端授業

理科担当・英進館歴14年目の土屋文人先生。遊びを取り入れた授業で生徒たちを飽きさせない。
授業を覗くと、生徒たちはタブレットを使用していた。英進館では中学生にタブレットを貸し出し、一部の授業で活用。紙のテキストもあるが、ほとんどタブレットしか触らない日もある。「従来は説明するにも全て書いていたが、それが簡略化される。生徒も見やすい」
生徒全員の解答がスクリーンに映し出され共有できるため、先生が机を回って確認する必要もない。「他の人がどう答えているか見る機会はなかなかない。それを見ることができるのは大きな利点」と土屋先生。「スクールタクト」というこのシステムは、英進館で積極的に活用されている。
土屋先生の授業では遊び心が炸裂し、楽しい参加型のクイズに生徒たちは爆笑!先生ならではのジョークを交えながら、生徒たちの頭に入りやすい環境づくりをしている。

生徒が教師を評価!理想の教師像とは?

先生たちは皆、教壇で笑顔を絶やさない。それにはある理由がある。
実は英進館では、生徒が教師を評価する制度「授業アンケート」が取り入れられている。いわば“先生の通知表”だ。項目は“笑顔”“元気”“わかりやすさ”“熱心さ”。5段階で評価し、総合評価が出る仕組みだ。
このシステムを作った、筒井俊英・代表取締役社長を直撃した。現在も週に1度、自ら教壇に立つ熱血教師でもある。
「他の塾・予備校では、各先生の評価アンケートの結果は人事や中枢が把握するものだが、英進館では全てオープン。1位から最下位まで全部数値になったものを、教師だけでなく職員も全員見られる」
各教場でナンバーワンの高評価を受けるような先生でも、教員免許を持っていない場合も多いという。「“子どもたちが大好きである”“良い授業をして子どもたちに喜んでもらうためならどんな苦労もいとわない”、そういう人と一緒にやりたいと思い採用している」「人は人によってしか動かされない。“君たちのために先生は全身で導いていく。ついてきてくれ!”そういうメッセージを出すことで初めて人は動くと思っている」

学校現場でも求められる“英進館の授業”

佐賀県基山町の小学校。帰りの挨拶が終わった教室へ英進館の教師が入ったかと思うと、児童たちの前で授業を始めた。
実は基山町の小学校では週に1度、3年生と6年生の希望者を対象に「放課後補充学習」を行っており、その授業を英進館が担当しているのだ。そればかりか、この町の学校のためだけに独自の教材までも用意しているという。
英進館が誇る教師による授業。しかも授業料は無料で、全額基山町が負担している。
「経済状況によって学力が変わらないよう、貧困対策も踏まえて何かしらできないかと補充学習を始めた。英進館には非常に手厚くしていただいている」と、町の教育委員会の評価も高い。
学校側も「授業や宿題の中で不十分だったところを補ってくれるので、学校の先生の負担も軽くなっている」と、今や英進館は学校現場にも必要とされる存在だ。
「日本の教育全体を考えると一番重要なのは公教育で、全ての基盤。その大切な土台に、民間の塾・民間の教師でありながら関わってサポートできる。こんなにもやりがいのあることはないですね」
筒井社長はそう熱く語り、まるで子どものように無邪気な笑顔を見せてくれた。

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この記事を書いたひと

軽部明香里

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アナウンサー、ナレーター、タレント、記者、そしてライター。東北で生まれ育ち、東京経由で九州へ。大好きな福岡と東京を拠点に活動中。またの名は、訛りすぎるアナウンサー・酒田倉子。時々出身地の山形弁を話す。<br>所属:<a href="https://litomon.jp" target="_blank" style="text-decoration: underline;">リトルモンスターエンターテインメント</a>