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季節の変わり目の今!整理収納術を学べ

10月に入り季節の変わり目の今、お家の収納を見直すチャンス。
今回は賢者・整理収納アドバイザーの岡本渚さんに衣替えの極意や便利な収納アイテムなど整理収納術を学びます。
岡本さんは元々片付けは得意ではなかったものの、2人目の子どもが生まれて家事が回らなくなったことをきっかけに本格的に物を減らして片付けを始めたのだそう。雑誌のコラムやSNSなどで自身の整理収納術を発信しています。

まず訪れたのは賢者・岡本さん宅。8歳と6歳の男の子と単身赴任中の旦那さんとの4人暮らしのお家はまるでモデルルームのよう。種類別に分けられたおもちゃ入れや食器棚、キッチン、子ども部屋など全てキレイに整頓されています。
岡本さんによると、整理収納の基本は「住んでいる人が使いやすくする」ことなのだそう。どこに何があるか一目で分かるよう整理された冷蔵庫や食洗器から一歩も動かずに片付けられる食器棚など、楽に生活できるように工夫して整理収納を行っています。
・主婦の友社 無印良品 ラクして片づく収納術

賢者に教わる衣替えの極意

思い出深い服や着てみたら合わなくてあまり着ていないという服など、もったいないと思って服の整理を後回しにしてしまうことはありませんか。
ポイントは「夏の終わりなど季節の変わり目に服を整理すること」。整理する前に “いる・いらない”の見極めをすることが大切です。

「1年の間に着たか着てないか」と期間を決めて服を保存し、使わなかったら手放すという基準を設けるのがオススメです。それでも捨てられないという場合は、通常着る服とは分けて手放す服を収納しておき時間が経ってからもう一度考えると手放しやすくなります。

賢者に学ぶ整理収納術

次に訪れたのは整理収納に関する相談者・松本美樹さんのお家。松本さんは旦那さんと3人の子どもの5人暮らしをしていて、引っ越してきたばかりのお家の収納に悩んでいるのだそう。賢者岡本さんと共に冷蔵庫、パントリーのチェックをしていきます。

今すぐ試せる!冷蔵庫収納編

まずは冷蔵庫をチェック。冷蔵庫収納の極意は「定位置決めと余白を作っておくこと」。
奥行きの広さを使いこなせていないという悩みがあり、冷蔵庫の中は生活感があふれています。
冷蔵庫の中にある食品を全て出して、必要な物を選別。次に、毎日食べる物や必ず冷蔵庫にある物の定位置を決めていきます。浅めの収納に入れ中身を分かりやすくして、冷蔵庫の定位置を決めるだけでもスッキリとした収納に。セットになったヨーグルトなどは袋をはがしてケースに並べて置くと、ワンアクションで取り出せて便利。スペースの分だけ購入することを心掛けると適量の目安となり良いかもしれません。

冷蔵庫収納のポイントは
  1. 浅めの収納を使って中身を見やすくする
  2. 所々に余白を作り一目見ただけで何があるかすぐ分かるようにする
 
ということでスッキリした冷蔵庫に大変身しました。

ポイントで劇的変化!?棚収納術編

松本さんの悩みの種は“パントリー”というキッチンに隣接して設けられた収納スペース。子どもが物を取り出す時に色々な物を床に散乱させてしまう…と収納に悩みを抱えています。「見えない空間をスッキリとさせることで気持ちもあがる」と賢者・岡本さん。

棚収納を始める前に収納アイテムをゲットしに賢者も愛用している「無印良品」に向かいます。「無印良品」は①シンプルで暮らしに馴染むデザイン②使い勝手の良い抜群の機能性③ロングセラーが多く買い足しに便利なのが魅力です。
事前に棚のサイズを測ってインターネットで収納ボックスのサイズを見たり、収納する物は何があるかを確認したりしておくと良いかもしれません。

最初に向かったのはファイルボックスシリーズのゾーン。ポリプロピレンのファイルボックスはサイズ展開が豊富でピッタリ入る物が見つかるので、様々な場所での使用が可能。今回のパントリーに選んだのは高さが低めで幅が広いタイプの「ポリプロピレン ファイルボックス ワイド1/2」。レトルトのカレーなど立てて収納しやすく、パッと見て何が入っているので見やすさもバッチリ。フタも付けられて重ねて収納できるのも便利なポイントです。さらにフタにはキャスターも付けられるので重い物を入れた収納もできるんです。

他にも「やわらかポリエチレンケース」がお家収納に大活躍!サイズも豊富で、やわらかな素材が子どもの収納用品としても大人気なのだそう。使わない時は重ねて片付けることもできます。
ポリプロピレン ファイルボックス ワイド1/2
390円
フタ 幅25㎝用
490円
収納用キャスター4個セット
390円
やわらかポリエチレンケース・中
590円
松本家に戻り、ゲットしたアイテムを使って賢者に棚収納の極意を学びましょう。
パントリー収納の一番のポイントは「使うものはゴールデンゾーンへ」。“ゴールデンゾーン”とは自分の目線の高さから腰の高さの位置のこと。出し入れしやすい場所に使用頻度の高い物を置くことで、整理しやすく使いやすい収納棚に大変身します。

まずは全ての荷物を出して、いらない物と収納する物に分けましょう。収納するものが決まったらいよいよアイテムを使っての収納です。
収納は「ゴールデンゾーン→下→上」の順に考えていきます。
レトルト食品など一番使う物は、アイテムを使って立てて収納してゴールデンゾーンへ。子どもが使いやすい物を入れるものとして選んだのが「やわらかポリエチレンケース」。大きめのケースにゼリーなどをザックリと収納していきます。子どものゴールデンゾーンは大人よりも低めなので子どもが自分で取りやすい下の方に配置。

飲み物など重たい物は一番下に置いていきます。出し入れや掃除を楽にするために「キャスター付きのファイルボックス ワイド1/2」を使用。2Lのペットボトル6本がピッタリ入るサイズで、配置してみると見た目もスッキリ大変身。
作業開始から1時間。床に散乱していた荷物がきちんと整理整頓され取り出しやすくなりました。使用する物の優先順位を決めてゴールデンゾーンを上手く使えば、使いやすい収納になること間違いなしです。
〇岡本さんインスタグラム @harysworks
〇無印良品 ガーデンズ千早店
福岡市東区千早

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