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財津和夫が、猫とラッキョウの関係性を解き明かす

TULIP・財津和夫が、時には自らの青春時代の悲しくも切ない思い出に触れる『グランドメゾン プレゼンツ 財津和夫 虹の向こう側』。

初恋は失恋だった

放送日の10月30日は、126年も前の1896年(明治29年)に、島崎藤村が「初恋」の詩を発表しているが、財津の初恋は中学生の時。卒業前に、通学路で「恋文」を渡したが、残念ながらその恋は実らなかった。失恋の時に大きな土管の中から見た丸い景色が寂しかった、と。その時、財津の兄が親切心でとった行動が、結果的にその切なさを倍加させたのかもしれない。

猫のような生き方

10年ほど前の本の中で「猫のような生き方にあこがれる。ラッキョウの皮を剥くようにいらないものを捨てていく事で猫のような生き方ができる。」と語っている財津。一見すると禅問答のようなこのフレーズの意味を、いらないものを捨てていく事を、ラッキョウの皮を剥くことにたとえ、自らに言い聞かせているのだ、と財津自身が語る。猫のような生き方、そしてラッキョウとの関係については、番組内の話も聞いて欲しい。

今日の一曲は「人生はひとつでも一度じゃない」。更年期障害や癌を乗り越え、コロナ禍に直面する自分そして周りの人々を見つめ直す中で生まれた、財津和夫の楽曲。

次回11月6日の放送は、通常通り、18時15分(午後6時15分)から。11月は、ソラリア西鉄ホテル福岡で行われた財津のトークショーの模様を4週連続で放送の予定。

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