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ホークス柳田が来シーズンのキャプテンを続投したわけとは?牧原大成はキャリハイして憧れの背番号を受け継ぐ…?

柳田キャプテン来シーズンも続投!

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(藤本監督)来年は今年の悔しさを必ず晴らしましょう。
そのための秋のキャンプは実りのキャンプにしましょう。

------10月24日(月)、1週間の休みを経て秋季練習をスタートしたホークス。
注目はキャプテンとして奮闘した柳田、かねてより今シーズン限りでのキャプテン退任を希望していましたが、藤本監督は続投を要請。
(藤本監督)キャプテン続投について最初は嫌だと言っていました。
だから笑いながらお願いしますと言いました。
本人も今年は責任を感じてキャプテンを辞めると言っていましたけど、柳田が責任を取る事なんて一切無いしね、責任は全部僕にあると、“監督のせいだ”って言ってくれたら良いんです。
(井口アナ)柳田選手、キャプテン続投が決定しました。 (浜名千広)個人の成績もそうですけど、やっぱり優勝を逃したというところでの悔しさ、キャプテンとしてやり残したことがあるでしょうから、来年はしっかり取り返して欲しいですね。 (井口アナ)ファンとしても来年の柳田選手の活躍には期待ですね。 (浜崎陽一郎)胸にキャプテンマークが付くということですが、あの藤本監督とのやりとりは信頼関係が高いなぁと思いましたね。 (井口アナ)和やかな雰囲気でキャプテンを承諾したと言うことですね。

早くも秋の宮崎キャンプスタートへ

来シーズンのV奪還に向けて11月3日から秋季キャンプが始まりますが、どんな過ごし方が重要でしょうか?
(浜名千広)厳しい、徹底的に鍛えられる秋季キャンプになりますし、この秋季キャンプは個々のレベルアップですね。この時期でしか出来ないことがレベルを上げることなので、この時期にしっかりやることで来年の結果が決まってきますので良い過ごし方をして欲しいですね。

鷹のジョーカーのキャリアハイの裏の悔しさ

(井口アナ)そして今日は今シーズン鷹のジョーカーとして大活躍を魅せた牧原大成選手を直撃しています。浜名さんからの質問もぶつけてきました。 (牧原大成選手)規定打席に足りなかったというのが率直に悔しい気持ちです。でも、数字だけ見たらほとんどがキャリアハイなので今年は良い成績を残せたのかなと思います。

------今シーズンは自己最多の6本のホームラン。規定打席には2打席届かなかったものの打率3割越えをマークし鷹のジョーカーとして、藤本監督から厚い信頼を寄せられた牧原大成選手。
そんな牧原選手が自身のハイライトに選んだシーンは・・・・ (牧原大成選手)クライマックスシリーズのオリックス戦でセンターオーバーしそうな打球をキャッチしたことですかね。打球が飛んだ瞬間は“もうこれはダメだ”と思ったんですけど、体が自然に反応してボールまで一直線でいけて、結果的に試合は負けてしまったんですけど、あぁいうプレーで流れが変わるんだなと思いました。

------ただ今シーズンは肩の不調や新型コロナ感染などもあり、筑後C組でキャンプをスタート。レギュラー争いでは名前が挙がらない時期もありました。スタートダッシュを切れなかった中での活躍に、浜名さんからの質問をぶつけました。
Q浜名「やり返してやるぞ!なにくそ!って思ってやっていましたか?」 (牧原大成選手)レギュラー争いの中に名前が入っていなかったのは本当に悔しかったですし、その悔しさがあったので出番があれば爪痕を残してやろうという思いがあったので、それが今年結果に出て良かったと思います。
Q浜名「兄貴分、明石健志選手の今シーズン限りでの引退について」 (牧原大成選手)本当に優しかったですし、同じユーティリティプレイヤーとしてもたくさん健志さんから勉強させてもらいました。プライベートでもお酒を飲みながら野球の話をして、言い表せないぐらいの思いがあります。
Q浜名「明石選手の背番号8番は引き継ぎたい?」
球団の方には“8番をつけさせてもらえますか?”という話はしているので同じユーティリティプレイヤーとして健志さんの意思を引き継いで8をつけたい気持ちはあります。

プロ野球の常識を覆した牧原選手の功績

(井口アナ)スタートダッシュを切れなかった中での今年の牧原選手を浜名さんはどう見ていましたか?
(浜名千広)数字的には残しましたし、チームを救う守りや打撃は記憶に残るプレーが多かったですね。一番のポイントはユーティリティプレイヤーからレギュラーを掴んだことです。試合に出るためには色んなポジションを守ることでチャンスは広がるんですけど、そこからレギュラーをとることって意外と難しくて、それを掴んだということはプロ野球界の常識を覆したといっても良いぐらいの活躍でしたね。
そして規定打席数というのがあるんですが、わずか2打席足りなかったというところが相当悔しくて、しかも一流打者が目指す打率3割という点で牧原選手の今シーズン3割1厘。あと2打席回っていれば規定打席到達で打撃成績も打率3位に入ることが出来たんです。投高打低(ピッチャーのレベルが打者よりも高かった)の2022年シーズン。しかも3割バッターが規定打席到達者で2人しかいないところを見て、“たられば”はあんまり言いたくないですが“コロナが無ければ”とか、“開幕から試合に出ていれば”とか、“優勝がもっと早く決まっていれば”とか、色々考えると悔しさとやりきれない気持ち、複雑な思いがありますよね。
(井口アナ)その悔しさがあるからこそ、それを来年のバネにして活躍して欲しいと思います。あとは背番号の話もありました。浜名さんも背番号8番をつけていましたし、引退した明石さんもつけていました。背番号というのはどういうモノですか?
(浜名千広)本人がつけたいのであれば付ければ良いと思います。育成入団の129番で始まって69番→36番、そしてやっと自分がつけたい番号を言える立場になったということが素晴らしいことです。レギュラーとして試合に出るという自信が無いと球団にも背番号8番をつけさせてくださいって言えないですからね。明石選手の引退試合でも本人よりも泣いていた程ですから、それぐらい慕っている先輩の番号をつけたいという思いは強いですから、つけたら良いと思います。
(武田アナ)その番号を背負って明石選手のように長くホークスを支えて欲しいですね。 (井口アナ)そうですね。来シーズンの活躍にも期待します。

カト淳の言い鷹放題!

牧原大成選手は野球に対して超が付くほど真面目なんです。視察した自主トレも生ぬるい練習はせずに追い込んで倒れるまでやっている印象です。奥様とのデートでもグローブを見にいくほど(笑)。
実家の農機具倉庫には今でも全面にネットがはられていて、牧原少年が夜中まで打撃練習をしていた打撃マシーンがひっそりと置かれています。とにかく野球が大好きな少年がそのままプロ野球に入ったという感じで、だからこそガキ大将気質の負けず嫌い精神も強く根性がすわっています。

プロ野球の常識を覆す存在になりつつありますが、一緒にゴルフに行った時、残り100ヤード(90メートル)でパターを思いっきり振って転がすというのも常識を覆すプレイヤーなのです。この度、お子様が生まれたそうですよ!おめでとうございます!
でも単身で秋季キャンプに乗り込むのでしばしお別れですね。

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この記事を書いたひと

加藤淳也(カト淳)

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ラジオパーソナリティー&リポーター&時々テレビ(笑)出演し、麺と音楽と野球と映画を探求するのが趣味の中年期おじさん。子供の頃から番組を編集したり文字におこして分析しながら観ていた変わり者。