ホークスに新戦力！契約更改も続々と･･･野村勇、正木智也、海野隆司、増田珠ら笑顔

（井口アナ）ホークスに新戦力が入ってきました！
横浜DeNAベイスターズからFA宣言をしたキャッチャーの嶺井選手がホークスに加入。
そして楽天イーグルスに今シーズン所属していた左ピッチャーの渡邉投手が育成契約で入団しました。渡邉投手は中継ぎ候補として期待されています。 （武田アナ）ホークスは甲斐捕手が怪我や不調で出られない時にキャッチャーをどうするのかというところがありましたし、ホークスの選手層が厚くなって日本一に向けてレギュラー争いが激化しそうですね。 （井口アナ）そうなんですよ。相乗効果というのも期待なんですが、そのレギュラー争いにも関わってくる若手の契約更改も本格的にスタートしています。期待の若手も契約書にサインをしています。
（野村勇選手）お金の話とか交渉とか、そういうのが初めてだったので少し緊張しました。

プロになって初めての契約更改となったドラフト4位ルーキーの野村勇選手。
野村選手は今シーズン97試合に出場し球団の新人記録に並ぶ10本のホームランを放つなど活躍しました。
球団からも高い評価を受けて、今季の推定年俸1200万円から倍層の推定2500万円で一発サインをしました。
-------シーズンオフの自主トレーニングについて聞かれると （野村勇選手）松田（宣浩）選手の自主トレに参加させていただきます。
野球だけではなく色んな事を自主トレで吸収して来年に繋げていきたいと思います。

ドラフト2位ルーキーの正木選手は今シーズン35試合に出場しホームラン3本を打ちました。初めての契約更改では今季の推定年俸1200万円から100万円アップの推定1300万円でサインしました。 （正木選手）全試合レギュラーで出られるようにそこを目標にしてやっていきたいと思います。数字的な目標は2桁ホームランを絶対に打ちたいと思います。

そして自己最多の47試合に出場したキャッチャーの海野隆司選手は今季推定年俸1150万円から150万円アップの推定1300万円でサインしました。 （海野選手）甲斐さんや嶺井さんに勝っていかないと残れない世界なのでしっかり自分をアピールしていかないと、と思っています。

さらにプロ5年目でプロ初ヒットがホームランという飛躍のきっかけを掴んだ増田選手は今季の推定年俸660万円から200万円アップの推定860万円、笑顔でサインです。 （増田選手）自主トレは宮崎の松田さんのところに参加します。熱男魂をたたき込んでもらおうと思っています。
（井口アナ）笑顔が印象的な契約更改でした。巨人に入団が決まっているマッチのもとで自主トレをするそうです。 （武田アナ）熱男イズムが受け継がれていくんですね。 （井口アナ）そうなんですよね。これで若手のムードメーカーとして誰が出てくるのかも注目ですね。

ルーキーの野村勇選手（ドラフト4位）と正木選手（ドラフト2位）の二人が獲得できたことはホークスの未来にとって非常に大きい1年でした。おそらく二人ともに数年後は一億円プレイヤーです。かつてイチロー選手やゴジラ松井選手に憧れた野球少年が大人になって、結果的に左バッターが増えまくった野球界で貴重な右バッターということになります。
野村選手は盗塁王を獲るでしょうし、正木選手は最多安打や首位打者を獲るバッターになると思います。左の強打者も必要ですが、右の職人も絶対に必要なプロ野球界ですからね。
余談ですが、私が小さい頃なんてバッティングセンターに行っても左打席が一つしかないなんてざらでした。昨今、全打席左右打てる所が増えたのを見るとスーパースターの存在って影響力絶大ですね。