今回の旅の舞台は「柳川市」。
旅の始まりは、柳川の冬の風物詩・こたつ舟での川下りから。川下り中には船頭さんが船から橋の上に飛び移り船に戻ってくる橋渡りを披露!火鉢の入った温かいこたつで暖を取りながら風景や船頭さんの舟歌を楽しみました。
旅のテーマは「名物〇〇さん」。船頭さんによると「柳川でコーヒー豆を作っている人がいる」ということで、「杏里ファーム」へ向かうことに。
コンタカ2人とも以前取材で訪れたことがあるという「杏里ファーム」。コーヒー豆以外にもマンゴーやパッションフルーツなど南国フルーツの栽培を家族ぐるみで手掛けています。
コーヒー豆を手掛けているのは、社長の息子・椛島大翔さん。国産のコーヒーを栽培しているのは国内でも珍しいのだとか。コーヒー栽培に柳川市辺りの気候や土壌は適していないため、温室ハウスの中で鉢植え栽培を行っています。
年中コーヒーの実はなっていて、最初は緑色でだんだん赤色に変わっていくのだそう。実が赤くなったら、1本の木につき10分~15分かけて地道に収穫していきます。収穫した赤い皮の中には白っぽい色のコーヒー豆が入っていて、焙煎することで茶色いコーヒー豆が完成します。「杏里ファーム」のコーヒーの特徴は酸味が強く、香りが高いこと。通常は皮をむいて乾燥させるところを「杏里ファーム」では皮のまま乾燥することで、果肉のフルーティーさを豆の中に凝縮させています。
手間暇かけたコーヒー豆の値段は100gで5,000円。収穫のお礼に…とコンタカの2人は特別に花のハウスでコーヒーをいただくことに。フルーティーな味わいで、スッキリしていて飲みやすく、香ばしさが鼻に抜けていきます。「杏里ファーム」のこだわりのコーヒーはカフェ「椛島氷菓」でもいただけます。
川下り 城門観光
電話番号:0944-72-8647
営業時間:午前9時~午後5時
コーヒー豆100g | 5,000円 |
杏里ファーム/柳川市田脇524-1
アイスキャンディー | 140円~ |
コーヒー | 650円 |
ジェラート | 300円~ |
〇椛島氷菓/柳川市本城町53-2
お腹がすいたコンタカの2人が向かったのは、鰻料理店や柳の木でお馴染みの通りである川下り観光通り。現在は川岸の補強工事や柳の木の植え替えがされていて、3年間かけて様々な工事を行うそうです。
高田課長が気になっていたお店があるということで、訪れたのは多くの鰻料理店がある通りに佇む「喜よし食堂」。
老舗の大衆食堂で、97歳の初代・古賀とせ子さんと二代目の息子・古賀穂弦さんが営んでいます。最近まではとせ子さんが自転車に乗って出前の配達をしていたそう。地元の人達に愛されて70年、親子丼やカレー、ちゃんぽんなどを提供してきました。
コンタカの2人はちゃんぽん・うどん・そばの中から「大盛ちゃんぽん」をそれぞれ注文。大盛は普通サイズのちゃんぽんに比べて麺が1.5倍、野菜と具が2倍というボリューム満点のちゃんぽん!こだわりの秘伝の出汁が入った、海鮮ベースのあっさりした和風だしのスープがたまらなく美味しい一品です。
大盛ちゃんぽん | 1,020円 |
喜よし食堂/柳川市稲荷町20-7
営業時間:午前11時~午後2時
定休日:木曜日
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう