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18回目は大宰府政庁跡からです。

大宰府歴史の散歩道を歩いていますが、今週は坂本八幡宮からすぐ近くにあります大宰府政庁跡を歩きます。
大宰府政庁跡に立ちますと広い空間の中にたくさんの礎石が広がっています。
政庁は、東西110メートル、南北210メートルという広さ。
南の中央に南門、その両側から東西に築地塀が作られ、政庁全体をぐるりと取り囲んでいたということです。
正殿跡には現在3つの石碑が立っています。一番古いのは真ん中の「都督府古趾」。
何でも、かつての大庄屋・高原善七郎という人が自費で建てたといわれています。
右手の小さな山が月山。かつて、漏刻(水時計)があったといわれます。
太宰府歴史散歩でお腹が減ったら、梅を感じる逸品はいかがでしょう。
太宰府市役所近くにある「そば処一耕」の『梅と山いものあたたかいおそば』は、まるで雪の中の薄紅色の梅の花のようなたたずまい!白梅の林の中に1本の紅梅とも言えます。
山いも部分はカプチーノの泡のようなふわふわです。
梅の部分はそれより少し厚みのあるふんわり感。
泡の中にお出汁が入り込んで、得も言われぬ風味がいたします。
福井県の丸岡在来種をメインにした、自家製粉の十割そばの風味と甘みがたまりません。
店主の宮野耕一さんの丁寧な仕事にしびれます。
泡の梅を添えた『そば粉で作ったうぐいすもち』も最高。

 

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